西九州メディア(長崎市家野町)は11月1日から、同社が提供する携帯スタンプサービス「ながさき達人(たっちじん)」を利用した1タッチ1円の大震災義援金プロジェクトを展開する。
「ながさき達人」は昨年7月のサービス開始以来、毎日100人程度の新規会員登録があり、現在の会員数はサービス開始から1年3カ月程で既に4万人を超えている。通常の携帯スタンプサービスでは、店舗ごとに新規会員登録が必要となるが、「ながさき達人」の会員は加盟店のいずれかで一度新規会員登録すると、別の加盟店であっても携帯で店舗備え付けの端末に触れるだけで利用した店舗の会員として新たに登録される。
会員は店舗を利用するたびにポイントがたまり、その実績に応じて店舗それぞれが提供する特典を受けることができる。対象となる携帯(スマートフォンを含む)はフェリカ機能付きのものが原則だが、QRコードを読み込むことでフェリカ非対応機種でも利用できる。
現在、利用できる加盟店は遊ing、長崎さいさき屋、理容室T.D.P、ネイル&マッサージBAGUS BALI、和風ご馳走屋てっぺん、V・ファーレン長崎、ラッキーボウル、カレーハウスCoCo壱番屋など約100店舗。
同プロジェクトは、会員が加盟店で会計の際、専用端末に1回タッチするごとに会員に代わって東日本大震災義援金として1円を日本赤十字社に寄付するもの。同社ITソリューション事業部部長の佐藤潤一さんは「キャッチフレーズは『あなたのタッチが、義援金になる』。加盟店を利用したときに特に意識することなく社会貢献できる機会なので、ぜひどんどん利用してほしい」と呼び掛ける。
実施期間は11月1日~12月31日。