1000人の前で夢を語る「ドリームプラン・プレゼンテーション」、長崎で開催へ

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 長崎市民会館(長崎市魚の町)文化ホールで11月23日、7人の起業家が夢を語る「ドリームプラン・プレゼンテーション長崎」が開催される。

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 ドリームプラン・プレゼンテーションは、アントレプレナーセンター(東京都中央区)の福島正伸社長がビジネスプランの審査員に招かれた時、多くの優れたプランが審査員らに事業計画の未熟さに対する厳しい指摘を受け、くじけて諦められていく実態を見て、そのプランに共感した人たちと一緒にビジネスを育てていくことはできないかと2007年に始めたもの。従来のビジネスプレゼンテーションとは違い、事業計画の詳しい内容を審査して資金面を援助するのではなく、プレゼンターはその事業が社会に広まったとき、どんなシーンが起こるのかという夢だけを語り、会場のみんなで夢を疑似体験するという体験型プレゼンテーション。

 10分間という限られた時間内でプレゼンターは明確なビジョンと諦めない熱い思いを観客にダイレクトに伝え、見ている人たちに大きな感動と共感を与える。その結果、「真の支援者を集めることができるようになる」という。現在は日本国内のみならず、世界各国で地域や業界での大会を有志が集まって主催している。一部では事業の実現も始まっているという。

 同プレゼンテーションでは「自立・創造」「相互支援」「感動・共感」の3つがテーマとなり、発表するプランには「社会的貢献度が高い事業であること」「独自の価値・魅力があること」「事業として発展性があること」「実現のための準備ができていること」「発表者の人生観とリンクしていること」「人々をわくわくさせること」の6つの条件が備わっている必要がある。観客には事前に「応援カード」が手渡され、発表者の夢の事業計画を聞いて共感した人は「仲間になって応援したい」「情報を持っている人を紹介したい」など、場所、情報、人的支援など自分なりの応援方法や応援メッセージを伝えて観客が夢の実現を手助けする。イベント終了後、応援カードをボックスに投函(とうかん)してプレゼンターに伝えることができる。

 実行委員の東雄一さんは「現在、20代から70代の、絶対に夢を諦めたくないプレゼンター7人が観客1000人を前に夢を語るためエントリーしている。第1部では数々の起業家を応援してきた福島先生の講演も聞けるので、ぜひ多くの人に参加してほしい。特に若い人は、泥臭くても一生懸命に夢に向かって歩いている大人の姿を見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開場12時30分、開演13時。入場料は、高校生以上=3,000円(ウェブ割引2,000円)、中学生以下無料。

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