夢彩都横おくんち広場で11月19日・20日、東北各地の物産販売や飲食を提供する「東北復興支援祭」が行われる。主催は長崎青年会議所。
6月に宮城県で炊き出しをしたときの様子。このときの角煮丼も会場に登場する
秋田県の横手やきそば、きりたんぽ、岩手県の牛タンなどの名物グルメ、職人がこだわって作ったご当地飲料「龍泉洞珈琲カフェオレ」など東北の名物をその場で飲食できるほか、本マグロ解体ショー、響ローラライブ、ベリーダンスなどのステージイベント、縁日コーナー、大型滑り台などを展開する。
今年6月、同会議所の61人が岩手県石巻市・東松島市を訪れ、炊き出しや清掃活動を行ったことが今回のイベントのきっかけとなった。支援活動に参加できなかった会員から「長崎にいながら全員で取り組んで被災地を支援したい」という声が上がり準備を進めてきた。石巻青年会議所の協力を得ながら、東北6県に平等に復興支援ができるように物品選びや手配を行ってきたという。飲食コーナーでは、会員らが被災地で炊き出しした角煮丼も提供する。
同会議所の塚根進理事長は「今一度被災地への関心を向けてもらおうと会員全員で考えた。少しでも風評被害などの解消と一日も早い復興に役立ちたい。長崎から笑顔と希望を東北へ届けられるようぜひ遊びに来てほしい」と話す。
開催時間は、19日=10時~21時、20日=10時~20時。