浜んまち6商会が12月9日から、みんながサンタみんなでサンタ」をテーマとして 東日本大震災の被災地を支援するチャリティー形式の歳末大売り出しセールを展開している。
浜市商店街・ベルナード観光通商店街・電車通商店街・万屋通り商店街・鍛冶市商店街・油屋町商店会で、購入・飲食すると1,000円ごとに応募台紙にスタンプ1つを押印。5つ集めて応募すると、抽選で、東北旅行(2組)、宮城県産品1万円分(100人)、同5,000円分(250人)など計1664人に当たる。
展開に際し、応募台紙1枚につき0.5円を東日本大震災児童支援として寄付するほか、景品の宮城県産品を直接宮城県から購入。購入にあたっては今年4月に被災地の商品を長崎で販売した雑貨店「心風」と宮城県ならではの商品を全国に届ける活動に取り組む「伊達な元気屋」が協力する。
さらに、長崎の人の笑顔の写真とメッセージ1000人分を集め仙台市の商店街へ送る。笑顔の撮影会は「浜んまちクリスマ★ス★マイルプロジェクト」と名付け、旧長崎大丸前で行う。長崎から1000マイル(1600キロ)離れた被災地仙台であることにちなんで1000人の笑顔と応援メッセージを送る予定。撮影した写真は、仙台市のクリスロード商店街で震災から1年目を迎える来年3月11日ごろに展示できるよう調整中だという。同会では、撮影会への参加も呼び掛けている。
企画委員長の本田時夫さんは「浜んまちで買い物をすれば何らかの被災地支援になる。応募台紙が集まるほどに寄付金も増える。みんながサンタクロースになるチャンス。長崎の人も喜び、被災地の人も喜ぶクリスマスイベントに、皆さんも参加していただければ」と話す。
歳末大売り出しは今月25日まで。撮影会は17日・18日・23日・24日・25日の11時~18時。