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長崎のホテルが電気自動車充電器導入-グループ3社の駐車場に

駐車場で充電中の電気自動車

駐車場で充電中の電気自動車

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 九州教具(大村市)が運営するホテルウイング・ポート長崎(長崎市大黒町)、ホテルクオーレ長崎駅前店(大黒町)、ホテルベルビュー長崎(江戸町)の3つのホテルに2月、電気自動車(EV、PHV)用普通充電器(200ボルト)が各1台ずつ設置された。

ホテルクオーレ長崎駅前の駐車場に設置された充電器

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 充電器の大きさは高さ15センチ×幅15センチほど。電気自動車のソケットを接続して充電する。対象ホテルの宿泊者は、設置記念サービスとして7月末まで無料で充電できる。

 設置された充電器の場合、フル充電まで約8時間かかるため、就寝前にセットすると翌朝までに充電が完了する。フル充電すると、約200キロメートルの走行が可能(日産リーフの場合)だという。

 同社は、顧客の視点から組織を運営する企業が表彰される「全国企業品質賞最優秀賞」などを受賞するなど、社員自らが業務改善やサービス品質の向上を考える風土がある。

 充電器の導入は同社設備部門の手水勝則さんの提案により半年前から検討を始め、設置も手水さんが行った。手水さんは「電気自動車の普及促進とお客さまが安心して長崎を観光できるように考え提案した。夏ごろをめどに急速充電器の設置も検討中」と話す。同社ホテル事業部の入江啓一総括支配人は「福岡から長崎に電気自動車でお越しの場合でも、宿泊先で充電できるので安心してご利用いただければ」と電気自動車での移動を促す。

 長崎市内では3月1日、三和行政センター、琴海行政センター、東部地区にこにこセンター、三重地区市民センターに電気自動車用普通充電器が設置された。

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