インディーズ・アート・クラブ・アンド・ギャラリー(長崎市東古川町、TEL 095-823-5217)で9月29日から、作家14人が一つの作品作りに挑んだ企画展「ジョイント・ペインティング」が開催される。
一つの大きな下書きをいったんバラバラに切り離し、それぞれの下書きに14人のアーティストたちが思い思いの表現を施し、再び一つにまとめた作品を展示する同展。各作品は縦90センチ、横60センチで、それを14枚横につなぎ合わせて一つの作品を構成する。作家14人はプロからアマチュアまで幅広いが、互いに誰がどのようなものを描いたのかは全く知らない状態で制作したという。
作家の一人、長崎県立大学シーボルト校3年の西山和希さんは「いつもは映像作品ばかり作っているが、今回声をかけていただいたので映像以外の分野に挑戦してみた。完成品がどのような作品に仕上がるのか全く分からないし、他の人の作品も見ていないので今から楽しみ」と期待を寄せる。
同ギャラリー代表の内濱栄基さん(40)は「このようなイベントはあまり例がないと思う。スペースの関係で横長のスタイルになるが、いろいろな形で表現できると更に面白いのでは」と話す。
営業時間は12時~22時。 金曜と10月7日~9日のおくんち期間中は休み。10月13日まで。