長崎駅前かもめ広場で3月3日、「りぼんちゃんフェスタ」が行われた。
玉成高校生活技術科服飾デザインコース生徒によるファッションショー
女性に生まれてきた楽しみや喜びを味わい、自分を認めることをテーマに開催された。命の誕生を喜ぶ詩の朗読、布ナプキンの効用や助産師の講演、女性グループによるベリーダンスとアフリカの太鼓ジャンベのライブ、メ-キャップ変身ショー、玉成高校の生徒によるファッションショーなどが披露された。
「ベリーダンスは子宮を中心に体を回すダンスで体も温まる」とステージから呼び掛け、来場した女性たちが一緒にダンスを楽しむ姿も。ジャンベでは、アフリカで女性が結婚するときの曲など、女性にちなんだ曲が演奏された。
ステージ横では、ネイルアートや手相占い、雑貨販売など20ブースが置かれ、行列ができるほどにぎわっていた。
イベントの最後に、市内で月の美術館を運営しているヤマサキユズルさんの人前結婚式も行われた。ウエディングドレスは玉成高校の卒業生がデザインしたという。ステージ上で公開プロポーズをした後、「りぼんちゃんフェスタ」の名前にちなみ、リボンを貼ってもらう方法で来場者に結婚の承認を得ていた。
主催の大原万里亜さんは「女性がこれからも自分のことを大好きと思える毎日を過ごしてほしい。男性はぜひそれをサポートして」と笑った。