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長崎・アルコア中通りで「おひな飾りめぐり」-歳時「桃まつり」で

長崎リハビリテーション病院の玄関横に展示する7段飾りと着物

長崎リハビリテーション病院の玄関横に展示する7段飾りと着物

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 長崎市中心部のアルコア中通り商店街周辺の施設で3月1日、「おひな飾りめぐり」が始まった。

ひなあられと小さなひな人形(長崎リハビリテーション病院)

 同イベントは昨年から始まったプロジェクト「中島川・寺町かいわい『まちあかり』~歳時『桃まつり』」の一環。期間中、イベントエリア内にある約25カ所の店舗や施設に飾られた「ひな飾り」を見学して歩くことができる。中には変わった形のひな人形もあり、人気を集めている。

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 同商店街は、江戸時代中期の1632(寛永11)年から始まった長崎で最も古い商店街。一見、普通の店のように見えても、100年以上の歴史を持つ店が少なくない。60年ほど前のひな飾りを展示する「岩永梅寿軒」(長崎市諏訪町)の岩永徳二社長は「中通りで3月8日・9日に行う『桃まつり』に向けてひな飾りを楽しんでもらいたい。桃は長崎くんちのお祝いに『桃まんじゅう』があるように、古くから長崎人が大切にしてきたもの。古来の伝統を守ることと、若い人たちと新しい取り組みを一緒にすること。きちんとバランスを取って少しずつ進めていきたい」と話す。同店は1830(天保元)年創業。

 長崎リハビリテーション病院(銀屋町)では、長崎市内で写真店を営む永尾勝子さんのひな飾りを展示する。永尾さんはゴミとして捨てられたり、行き場がなくて引き取られたりしたひな人形を展示する活動を2002年から続けている。同院1階ホールでは7段飾り3組、平飾り3組、その他小さなひな人形をまとめて展示する。

 長崎市まちづくり推進室の竹中梓さんは「昨年から中島川・寺町周辺の魅力である『和のたたずまい』に光を当てる取り組みを行っている。諏訪小学校の児童や長崎工業高校の生徒が作った手作り灯籠をともしたり、寺の山門を生徒手作りの竹灯籠で飾ったりすることで、風情ある街になる。『おさんぽマップ』も用意したので、おひなさまを見てさるいて(ブラブラ歩いての意味)ほしい」と呼び掛ける。

 「おさんぽマップ」はエリア内の「ひな飾り」がある施設などのほか、長崎市役所ホームページの「まちあかり」のコーナーからダウンロードできる。「おひな飾りめぐり」は3月10日まで。

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