長崎や佐世保の商店街などに無料の無線LAN(Wi-Fi)サービスを提供しているベンチャー企業「にんじんネット」(西彼杵郡長与町)が3月18日、地域支援型クーポンサイト「にんくぅ」のサービスを開始した。
同社は2011年12月から長崎市内や佐世保市内の商店街などに無線LANサービス「にんじんエリア」を提供している。「従来のクーポンが『個店』の集まりであるのに対し『にんくぅ』は商店街などの地域で企画するイベントの告知など、今までに培った地域との関係を活用して地域支援型にしているところが大きな違い」と同社の藤澤千絵社長は話す。現時点ではイベントの告知はないが、今後予定しているという。
利用者はパソコンやスマートフォンでサイトにアクセスし、店員にクーポンの画面を見せたり、クーポンを印刷したものを持参したりして利用できる。クーポンの利用に応じてポイントがたまり、地域の加盟店全体でポイントを利用できる機能なども追加予定。4月末までは5,000円の食事券が5人に当たるキャンペーンも行っている。