長崎市立図書館(長崎市興善町)で6月30日、ストレスケア・カウンセラーのミニ講座が開かれる。
講師はバランスセラピー学を自ら考案し、「ストレスケア・カウンセラー」の資格者を養成してきたBTU(バランスセラピーユニバーサル、東京都港区)社長の美野田啓二さん。1982(昭和57)年からストレスケアの研究に着手し、独自に開発したバランスセラピー学の履修者は現在までに4,500人を超え、医療現場や職場、家庭などで習得した技術を活用している。
BTUは2008年の岩手・宮城内陸地震の際に宮城県栗原市でストレスケアのボランティア活動を行い、2011年の東日本大震災では同年3月末~6月30日の3カ月間に全国の教室から集まった延べ200人のボランティアスタッフが被災地でのストレスケア活動を行った。これらの実績が認められ、厚生労働省から南三陸緊急人材育成支援事業の認定を受け「BTU南三陸教室」を開校。被災者9人が、国内初の「ストレスケア科」で「ストレス心理学」「カウンセリング概論」「ストレスアセスメント理論」など延べ133時間の理論と、延べ159時間の実技を含む合計318時間の講義を3カ月で履修した。
同講座では少人数の参加者でストレス問題の核心に触れ、問題発生の原因や問題が継続している理由を探し出す「カウンセリング・セッション」なども用意。ストレスケア・カウンセラーになるには何を学び、何を身につけなければならないかを具体的に説明する。
BTU長崎駅前教室の猶塚広明教室長は「ストレスの原因や正しい対処法を学ぶと、結果的に自分や身近な人にやさしくなれたと話す方が多い。仕事と家庭の両立や人間関係を良くしたいなど、現状を突破したい人に特に勧めたい。特典として後日、体験授業やホメオストレッチの無料体験もできるので、ぜひ友人や家族を誘って来てほしい」と呼び掛ける。
受付開始13時45分、開演14時。参加費1,000円(書籍付き)。参加には事前の申し込みが必要。問い合わせはBTU長崎駅前(中町、TEL 095-827-0814)まで。