メルカつきまち(長崎市築町)で1月13日、タレントで女優の原千晶さんが婦人科がんについて講演する。
原さんは1974(昭和49)年、北海道生まれ。1994年に第21代クラリオンガールとしてデビューし、テレビや雑誌などで活躍。順調に活動してきたが2005(平成17)年、30歳で子宮頸(けい)がんが発覚。主治医からは全摘出を勧められたが子宮の一部除去にとどめて温存した。2009年12月に再び子宮の体部と頸部にがんが見つかり、2010年1月、準広汎子宮全摘手術を受け、翌月から抗がん剤治療も受ける。同年11月、自身の結婚と闘病を発表し、2011年7月には婦人科がんに特化した患者会「よつばの会」を発足。現在同会には300人ほどの会員が在籍する。原さんは同会代表としての活動を中心に、婦人科がんの啓発活動、講演活動などを全国各地で行っている。
同講演は昨年12月に行われた三砂ちづるさんの講演に続く「りぼんちゃんプロジェクト」の一環。原さんの講演会は12時開場、12時30分開演。その後、14時からは同プロジェクトリーダー・大原万里亜さんと原さんとのトークライブ。14時30分からピアニストで作曲家の重松壮一郎さんのピアノライブが行われる。
入場料は1,000円(当日1,200円)。チケットは「りぼん」「月の美術館」(TEL 095-895-7280)で販売する。講演中の託児サービス利用(要予約)やイベントに関する問い合わせは「りぼん」(TEL 095-893-8776)まで。