女性の女性による女性のためのウオークラリー「長崎ウーマンズ・ウォークラリー」が11月3日、水辺の森公園(長崎市常磐町)をスタート・ゴール地点として開催される。
長崎ウーマンズ・ウォークラリー実行委員会(長崎市賑町、TEL 095-828-2020)が毎年この時期に開催し、今年で24回目を迎える同イベント。もともと「男子禁制」と銘打っていたが、2008年の第22回大会の際、「22は『夫婦』と読めるから」ということから男性参加も「解禁」された。しかし圧倒的に女性の参加者が大半を占める。
毎年さまざまなテーマで長崎市内のスポットを楽しむ工夫がされており、今年のテーマは「英雄編市民大さるく」。「さるく」とは長崎弁で「歩き回る」こと。今年は坂本龍馬や岩崎弥太郎などにゆかりの地を「さるく」という。水辺の森公園をスタートして、チェックポイントとなる10カ所の史跡を巡りながらクイズに答える趣向。クイズ全問正解者には抽選で賞品が当たるほか、正解しなくても各チェックポイントで記念品を用意。さらに参加者全員に参加賞としてカジュアルなデザインの風呂敷もプレゼントする。
今年のチェックポイントはオルト商会跡(大浦町)、丸山公園(寄合町)、聖天堂(鍛冶屋町)、皓台寺(寺町)、上野彦馬撮影局(桜馬場)、聖福寺(玉園町)、小曽根邸跡(万才町)、海軍伝習所跡(江戸町)、土佐商会跡(浜町)、薩摩藩蔵屋敷跡(銅座町)の10カ所。
同実行委員会の発表によると、全行程の歩数は約1万2,000歩、距離は約8キロ、消費カロリーは約500キロカロリー。今年の特典として、参加者に与えられる歩行証を提示すると長崎歴史文化博物館の「常設展示室」が当日限り無料で入場できる。当日は「実録坂本龍馬展」の最終日に当たる。
申込期限は10月29日で、募集定員は3,000人。参加費は、大人=700円(当日1,000円)、高校生以下=400円(同500円)。問い合わせは同実行委員会まで。