長崎市民会館(長崎市魚の町)で3月28日、「家系から見た夫婦関係再生講座」が開かれる。
講師の家系学研究所主任研究員・小川敬さんは21歳の時から家系譜製作会社に勤務し、経験を積みながら家系と家族関係の間に相関構造があることを発見した。その後の長年の研究に基づき独自の「家系学」を体系化。研究活動を続けながら全国で研修や講演を行っている。
今回、小川さんがテーマにするのは「夫婦関係の再生」。「夫婦は偶然出会った男女が結ばれたものと思われがちだが宗教的背景には一切関係なく、どんな夫婦でもそれぞれの家系に起因して結ばれるべくして結ばれていることが研究を進めれば進めるほど分かってくる」と話す小川さん。同講座では具体的事例を交えながら解説し、夫婦関係の再生や夫婦を出発点とする家族関係の再生の方法を見つけるヒントを示すという。
「夫婦はもともと他人同士。お互いに意識して協力しなければ関係を深めることはできない。多くの人が互いに愚痴を言い合ってすれ違うのは、話し合う空間がないと互いに思い込んでいることが原因」と小川さんは指摘する。「夫婦関係で少しでも悩んでいる人は、だまされたと思って受けてみてほしい。家系を調べていくと、目からうろこの夫婦再生の秘訣(ひけつ)がたくさん隠れていて奥が深い」とも。
10時30分開講。参加費は2,000円。問い合わせは家系研究所(TEL 0120-707-650)まで。