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本物の長崎電鉄で「リアル桃太郎電鉄」-1200人参加募集

第1回の参加者 ©リアル桃太郎電鉄ながさき編 実行委員会

第1回の参加者 ©リアル桃太郎電鉄ながさき編 実行委員会

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 長崎電気軌道の本物の路面電車を使って5月31日・6月1日の両日、コンピューターゲーム「桃太郎電鉄シリーズ」をモチーフにした参加型イベント「リアル桃太郎電鉄」が開かれる。

電車の前で記念撮影する参加者

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 同イベントは放送作家で、企画・イベント会社社長の横山龍太さんが働き掛け、昨年12月に長崎で初めて開催された「リアルすごろくゲーム」。参加者は振ったサイコロの目に従って長崎市内を走る路面電車を乗り継ぎ、駅ごとに出題される地元関連クイズに答えながらゴールを目指す。およそ700人の参加者の2割ほどが県外からの参加だったという。

 「前回とルールは同じだが、指令の内容がパワーアップした。スタートやゴール地点にゲームを知っている人にはなじみあるキャラクターがいるが、今回は新キャラクターも登場する。定員も前回より大幅に増やして1200人を予定している」と、主催するエフエム長崎の笹山瑞さんは話す。

 ルールの概略は、(1)大会本部、スタート、ゴールは浜口町電停がある「長崎西洋館」(長崎市川口町)。(2)サイコロを振って出た目の数だけ電車で駅を進むことができる。(3)勝敗は1ポイント=1万円(実際の貨幣とは関係ない架空の単位)としてポイント制で競う。(4)4時間の制限時間内に2つの目的地(思案橋電停、新大工町電停)に停車しゴール(浜口町電停)を目指す。(5)停車駅でクイズが出題され、正解するとポイントが加算される。(6)ゴールポイントとクイズポイントの合計で優勝者を決定する。前回の最高得点者は「みっちゃん社長」チームの1190点でゴール時間は3時間43分48秒。最速ゴールは「まーくん社長」チームの2時間11分49秒(得点=770点)。

 クイズの出題やサイコロなどは全て携帯電話またはスマートフォンの画面上で提供されるため、チームリーダーは携帯電話やスマートフォンの事前登録が必要。笹山さんは「参加者の多くが実際のゲームを知っており前回も非常に盛り上がったが、『絶対に走らない』『信号無視をしない』『人にクイズの答えを教えない』など事故を防ぐためのリアルなルールもきちんと守って安全に楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 参加者は2人以上のチームで登録。両日ともスタート時間によって3ブロックずつ、計6ブロックを募集する。定員は各ブロック60チーム、最大200人。参加費は前払い制で、大人=2,000円、小学生以下=500円。参加費とは別に「一日乗車券」(500円、小学生以下=250円)を当日1人ずつ購入する必要がある。公式ルールブック(300円)もチームに1冊以上必要。携帯電話(またはスマートフォン)とその機器の予備電池パック、筆記具も用意すること。

 応募は全て公式ホームページで受け付ける。締め切りは5月29日15時。

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