長崎で気軽に短歌を詠む「ゆるりと歌会」開催

前回の参加者

前回の参加者

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 長崎のコワーキングスペース「ツナグバサンカク」(長崎市上町、TEL 095-800-1085)で6月1日、「ゆるりと歌会~初夏(はつなつ)にうたえば楽し五七五七七」と題する短歌を詠む会が開かれる。

 同会を主催する桜葉明美さんが、自身の短歌の創作活動を通じて「多くの人に短歌の魅力を知ってもらい、一緒に楽しく短歌を詠む場を作りたい」という思いから開いたもの。昨年12月に続き、今回で2回目。

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 「短歌を作るのは難しいと思われているかもしれないが、基本的には言葉の音の数を『5・7・5・7・7』にするという決まりがあるだけ。日常のちょっとした一コマや、ぼやきなど、自由に表現することができる」と話す桜葉さん。自身も「無茶ぶりも信頼からと思いたい…退社間際の『今日中に!』に泣く」「突破せよ!重力圏発つ空の下 僕は退職願を出した」と、オフィスでの出来事を短歌で表現している。

 大学で短歌研究会に入ったのがきっかけで短歌を詠み始めた桜葉さんは、仕事の傍ら短歌の投稿サイトに作品を発表したり、県外の歌会に参加したりするなど、ライフワークとして短歌の創作活動を行なっている。昨年8月の地域イベント「長崎夜市」では、来場者の「お題」に即興で歌を詠む試みも行なった。

 「ゆるりと歌会」の参加者は、「テーマの短歌」「自由に詠む短歌」をそれぞれ一首ずつメールで事前に提出。歌会当日、参加者は作者名が入っていない短歌のリストを見て「ピンときた」作品に投票する。今回のテーマは「本」。「本」の文字が入っていれば「ほん」「もと」など、読み方は限定しない。「このテーマを選んだ理由は、皇居で行なわれる本物の『歌会始め』の来年のお題だから」と明かす桜葉さん。同会では、選んだ歌の「ここが好き」という点や、「面白い」と思ったところなど、参加者が気付きを語り合い、最後に「この作品の作者は誰か」という種明かしをする。お菓子や飲み物も提供され、参加者は「ゆるりと歌会」を楽しめる。

 前回、作家が実際に作った短歌の一部を伏せ、穴埋めをするクイズを行ったところ、ユニークな答えが続出して会場が盛り上がったという。「穴埋めクイズ」は今回も行う。桜葉さんは「前回の参加者から『短歌を作ったのは、学生のときの国語の授業以来。とても楽しかったので、また参加したい』『今度はいつやるのか』という声が相次いだ。今回も、みんなでお茶を飲みながら、ゆるりと気楽に短歌を楽しみましょう」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時。参加費は2000円。問い合わせはツナグバサンカクまで。