ボディーシールでW杯応援-長崎のボディージュエリーサロンが発売

サッカー応援アートを施して盛り上がる人たち(中央は福田治子さん、右端が西村さん)

サッカー応援アートを施して盛り上がる人たち(中央は福田治子さん、右端が西村さん)

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 長崎のボディージュエリーサロン「香凛(かりん)」(長崎市鳴滝2)が6月7日、「サッカー応援ボディーシール」を発売する。

サッカー応援ボディーシール

 ボディージュエリーとは、肌用の特殊なグルー(接着用のり)を使ってラメの粉末を肩や腕、胸元、背中などの素肌に描くアート。光の加減でキラキラ輝き、サンドアート(砂絵)のようにも見える特徴がある。汗や水に強く、通常のスポーツや入浴、シャワーでも落ちにくい。状態にもよるが、3日~1週間程度は剥がれないという。店主の西村香年子さんはインテリアやグラフィックなど、幅広い分野で長年活躍しているデザイナー。20代から続けている社交ダンスをより楽しむ方法はないかと考えていたときにボディージュエリーと出合う。

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 「素肌をこんなにきれいに直接飾れることが大きな衝撃だった。踊り用のドレスを着るのが、ますます楽しくなった」と振り返る。西村さんは昨年5月、完全予約制の同店をオープンした。デザイナーの強みを生かし、直接描く以外に「型紙」のように下地作りに使える「オリジナル・ステンシルシート」を開発。全国のサロンオーナーからも数万円単位のまとまったオーダーが定期的に入るという。

 口コミで来店客数は安定してきたが、子育てやさまざまな事情でサロンに通えない客から「行けないけど、ボディージュエリーは楽しみたい」「自分でする方法はないか」という声が増えてきた。西村さんは通気性がある特殊なシール上に一枚ずつ手作業でアートを施し、素肌に直接貼るだけで楽しめる「ボディージュエリーシール」を製作。手軽に貼れて、実際の施術より安いチョウやバラ、リボンなどのシールが、サロンに通えない人を中心に人気を集めるようになった。

 ある日、野球好きでホークスファンの西村さんは、福岡ヤフードームでの観戦にソフトバンクホークスのマスコットキャラクターとチームロゴを左腕にデザインして参加。周囲の人から次々に声を掛けられ、「これはどこで買えるのか」などの質問攻めに遭ったという。

 西村さんは「サッカーのワールドカップ応援で日の丸やサッカーボールを素肌に描いている人が多いが、あれがキラキラしたボディージュエリーのシールならきっと楽しいのでは」とひらめいた。早速、知人を集めて「サッカー応援ボディーアート体験」を試みたところ好評だったため、「サッカー応援ボディーシール」を販売することにした。

 西村さんからサッカーボールなどのアートを胸元や腕に施してもらった福田治子さんは「サッカーファンの中学生の娘に『お母さん、ずるい』と言われた。娘の友達も興味を持ってくれて本当に楽しい」と話す。西村さんは「ネイルサロンが今では当たり前だが、市民権を得るまでやはり長い年月を経ている。ボディージュエリーをもっと多くの人に知ってほしい。特に夏に向けて普段も素肌を飾ってもらえれば」と利用を呼び掛ける。「シールは一枚一枚が手作り。オーダーが集中した場合は一時的な品切れが予想されるが許してほしい」とも。

 シールは5種類を用意。価格は1枚あたり2,160円。詳しくはフェイスブックページで確認できる。