長崎・出島三角広場で「食べて飲んでみんね祭」-吉澤嘉代子さんのステージも

「長崎はうまい!」と乾杯の音頭をとる響ローラさん(中央の白い衣装)

「長崎はうまい!」と乾杯の音頭をとる響ローラさん(中央の白い衣装)

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 長崎港に隣接する出島三角広場(長崎市出島町)で9月20日~23日の4日間、「食べて飲んでみんね祭」後半が開催される。前半は9月13日~16日に開催

世界新三大夜景カクテルのブース

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 同イベントは長崎の豊かな自然と歴史、文化に育まれた食材を堪能してもらおうと、長崎県内各地から「ご当地グルメ」「県産酒・焼酎」を一堂に集めた食の祭典。2012年から毎年この時期に開かれており、今回で3回目。県内25カ所の蔵元の酒が全て楽しめる。

 1,000円で1,100円分を楽しめる前売りチケットは早期に完売。チケットがなくても現金で飲食できる。一般社団法人「日本バーテンダー協会」長崎支部は「世界新三大夜景カクテル」を提供。2012年10月に「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京都中央区)が長崎で開催した「夜景サミット」で香港、モナコに並んで長崎が「世界新三大夜景」都市に選ばれたことから、それぞれの都市をイメージした「夜景カクテル」を用意する。価格は各500円。

 前半に参加した40代の男性会社員は同イベントの常連。「仲間とビールを飲みながら、おいしい料理を食べてステージイベントを楽しむのは最高。大好きな長崎の夜景カクテルがなぜ紫色をしているか分かった。長崎の夜は紫だから!」と赤ら顔で破顔一笑。夜景カクテルを手に、海辺から稲佐山を見上げるのが何よりの楽しみだという。

 会場では飲食ブースのスタッフらが開催中に何度も乾杯の音頭を取る。乾杯の掛け声は「長崎はうまい!」。運営スタッフの伊藤弘和さんは「毎回乾杯するたびに、お客さんとの一体感がたまらなく楽しい。最初は遠慮がちだった人が、宴が進むにつれてノリノリになってくるのがいい。毎年この時期が来るのを楽しみにしている」と話す。

 主なステージイベント出演者は、今年5月にミニアルバム「変身少女」でメジャーデビューした「吉澤嘉代子さん」(22日19時~)、長崎出身で昨年5月に「オレンジ色の観覧車」でデビューした「上奥まいこさん」(20日20時30分~、22日20時~)、佐世保のご当地アイドル「SASEBOキャンディーズ」(21日19時30分~)、映画「ペコロスの母に会いに行く」に出演し、オリジナル曲「Happy Birthday」が角煮まんじゅうのCMに採用されている「的野祥子さん」(23日15時30分~、同日18時30分~)など。

 最終日の23日20時30分から同イベントの最後を締めくくるのは、長崎を拠点に活動するバンド「ローラ in ジャスティス」のメーンボーカリストでショーレストラン「ローラパラダイス」のオーナーでもある、響ローラさん。東京で芸能活動をしていた響さんは、芸能界を辞めて20年前に長崎に移住。テレビのリポーターでの活躍から注目され始め、今では地元イベントの人気者。ローラさんの「長崎はうまい!」の掛け声に参加者総立ちで応えるのが同イベントの名物になっている。

 開催時間は11時~21時30分(22日のみ16時~)。入場無料。

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