旧香港上海銀行長崎支店記念館（長崎市松が枝町）で3月29日、長崎出身の俳優で歌手の竹本孝之さんが音楽ライブ「RESONANCE in 長崎」を開く。

　竹本さんは1965（昭和40）年生まれ。長崎で育ち、1981年に「ミスターCBSソニーオーディション」でグランプリを獲得。同年、「てれてZin Zin」でレコードデビューを果たした歌手。近藤真彦さん、ひかる一平さん、伊藤つかささんなどと同期で、第23回レコード大賞新人賞を受賞した後、歌手活動と並行して、テレビドラマ、映画、舞台などで俳優としても活躍している。2001～2005年度のNHKドラマ「中学生日記」では「矢場先生」役を演じている。

　イベントタイトル「RESONANCE（レゾナンス）」は「共鳴」を意味し、昨年夏に東京で行ったソロ公演を再現する。デビューから現在までのベスト曲を収録した同名アルバムの中から、ピアノ伴奏をバックに竹本さんが歌声を届ける。ピアノ演奏者は長崎を拠点に活躍するピアニスト・小國雅香（おぐにもとか）さん。

　竹本さんは「長崎には特別な思いがある。あふれる思いをピアノの調べに乗せて、共鳴（RESONANCE）を大切にしたい」と意気込む。

　18時30分開演、18時開場。チケット料金は5,500円。公式ショップページのほかイープラスで予約を受け付ける。