プレスリリース

大村湾にはどんな生き物がいる?課題や対策は?〈 知って、守ろう!〉稚魚放流体験を開催しました。

リリース発行企業:海と日本プロジェクト広報事務局

情報提供:

一般社団法人海と日本プロジェクトinながさきは、小学校、幼稚園を対象に、2023年7月~11月の期間(全7回)にて、大村湾の環境や海の生き物について学ぶ出前授業、現役漁師と行う稚ナマコ種苗・カサゴ稚魚放流体験を開催いたしました。大村湾の主要水産物であるナマコや海の生き物を通じて子どもたちが地元大村湾への関心を深め、海の環境問題や海の魅力を知ることで、自ずと「大村湾を守りたい」と感じる心を育むことを目的としています。 大村湾ワンダーベイプロジェクトは、地元大村湾を身近に感じ、海の環境について考えるきっかけを創出していきます。 このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。




イベント概要


■開催概要:稚魚放流体験イベント
■日程:2023年7月~11月(全7回)
■開催日/場所/講師
・ 7月10日 西海市立西海東小学校/瀬川漁業協同組合 参事 船木 康徳氏
・ 7月10日 西海市立西海北小学校/瀬川漁業協同組合 参事 船木 康徳氏
・ 9月21日 学校法人時津学園時津幼稚園/ダイビングサービス海だより 代表 中村 拓郎氏
・ 9月25日 大村市立三浦小学校/大村市漁業協同組合 代表理事組合長 二島 雅秀氏
・10月11日 佐世保市立宮小学校/佐世保市水産センター 主任技師 金尾 大地氏
・10月27日 西海市立大串小学校/ダイビングサービス海だより 代表 中村 拓郎氏
・11月16日 西海市立西彼北小学校/ダイビングサービス海だより 代表 中村 拓郎氏
■参加人数:延べ149名(全7回合計)
■公式HP(大村湾ワンダーベイプロジェクト):https://wonderbayomurabay.uminohi.jp/
■公式SNS(大村湾ワンダーベイプロジェクト):https://twitter.com/owbp_nagasaki

スナメリのふるさと 大村湾を守りたい!


子どもたちに地元「大村湾」のことを知ってもらう為、多様な講師を招いて開催した海の出前授業。大村湾と長崎県の他の海では海洋ごみに違いがあるのか、大村湾の水産業や漁師の仕事を知ろう、大村湾の磯焼け問題について、大村湾にはどんな海の生き物がいる?など様々な角度から学びました。

中でも子どもたちが大いに盛り上がったのは、大村湾に生息するイルカの仲間スナメリについてです。大村湾には約200頭のスナメリが生息していると言われますが、実際に見たことがある人はごく少数です。参加した子どもたちは「白いイルカがこんなに身近にいるの?」「見てみたい!」とワクワクした様子で語り合いました。プロのダイバーであり講師の中村氏が大村湾で撮影した写真には、産まれて1週間のスナメリの授乳の様子がありました。中村氏によると、スナメリは必ず海の中の同じ場所に同じ親がやってきて子育てをするそうです。参加した子どもたちは、自分たちと同じようにスナメリにとっても大村湾はふるさとなんだ、と喜び、より関心が高まったようでした。他にも開催場所によっては、タッチプールを備え大村湾の生き物を触ることができる出前授業もあり、実際の色、触感、温度を感じることで、子どもたちにとって海が身近な存在となりました。

また、海洋ごみや環境に関する問題は子どもたちの心に響いたようで、多くの感想が寄せられました。
「海にも酸素があり、酸素が少ないとたくさんの魚が死んでしまうことを初めて知りました。(小学5年生)」「人間が出すプラスチックごみなどによって、魚が減って今後食べられなくなる可能性があると知りました。(小学5年生)」「きれいな海は透明や青色だと思っていたけれど、とてもいい海はプランクトンが豊富で緑色をしていることが分かりました。大村湾には色々な魚やプランクトンがいることがわかってうれしい。環境問題を早く解決したいです。(小学5年生)」「海に危機が迫っていてたくさんの人が色々な対策をしていることを初めて知りました。(小学5年生)」「海の生き物についてもっと知りたい。海をもっと大事にしたい。カニを触るのが楽しくて、もっと海の授業をして欲しいと思いました。(小学2年生)」「町からのごみが海に行き、それを魚が飲み込んでしまう問題をなくしたい。海の温度が高くなると魚が来なくなるので環境を良くしたい。これらの問題を世界中の人に知ってもらうように工夫したいです。(小学5年生)」


海をきれいにするから、大きく育ってね!


稚魚放流体験では、漁師と子どもたち5~6名が漁船に乗り込み、大村湾へ出航します。子どもたちにとっては漁船に乗ることそのものが貴重な体験で、とても楽しみにしていました。
放流するのはナマコの種苗と、「アラカブ」という名で長崎県民に愛されるカサゴの稚魚です。豆粒くらいの大きさの稚ナマコが2~3年かけて大きくなると聞き、子どもたちからは驚きの声が上がりました。また、カサゴの稚魚を「5~6cmと小さい。黒くてムツゴロウに似ていてびっくりした。」「ハゼに似ている」と思い思いに表現。普段見ている魚の姿との違いを興味深く観察しました。

漁師に教わりながら恐る恐る始めた稚魚放流体験ですが、慣れてくると「大きくなってね」「また会おうね」と自然に声が出て、子どもたちの成長を感じることが出来ました。実際に体験して感じたことも多くあったようで、子どもたちはそれぞれ熱い気持ちを教えてくれました。
「小さくても大人のアラカブみたいにかっこよかった。魚が苦しまないようにプラスチックや色々なごみを捨てないようにしたい。ぼくも出来ることをして海を大切にしたいです。(小学5年生)」「昔の大村湾は海の環境がよく、たくさん魚が取れていたことを知った。でも今は海の環境が悪く海藻が減っているため魚の隠れ家や住処がなくなってきている。だから稚魚を放流していると知って驚きました。(小学5年生)」「ごみが海に流されてその影響で魚が少なくなっている。稚魚放流を体験出来てよかった。もっと海のことを知りたくなりました。(小学5年生)」「アラカブを放流したことで、海をもっときれいにしてたくさんの魚を守りたいと思いました。海の問題や魚のことを知ることが出来て良かったです。(小学5年生)」「ナマコとのお別れはさみしかったけど、ナマコの赤ちゃんが大きくなったらいいなと思いました。(幼稚園)」「海のごみが増えて魚がさみしそうだと思った。もっと海がきれいになっていろんな魚が増えたらいいなと思う。(幼稚園)」

参加した子どもからの声


・海のことをあまり知らなかったけど、海の生き物の名前や海の問題がわかってよかったです。
・今まで魚について興味がなかったけど、出前授業を通してたくさん学びました。海の環境が大変なことを知って、私も海を大切にしようと思いました。知らなかったことが一気にわかってうれしかったです。
・これまで水産業について興味がなかったけど、出前授業を受けて興味津々になりました。
・海の生き物のことを知り、海を身近に感じるきっかけになりました。大村湾はとてもきれいでした。
・アラカブの稚魚放流にとても興味を持ちました。もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。
・知らなかった海の生き物を知ることが出来てよかったです。海の中にも草があること、花が咲くことや花粉があることを知って驚きました。

<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクト in ながさき
URL:https://nagasaki.uminohi.jp/
活動内容:県内企業・団体への「海と日本プロジェクトinながさき」への参加要請、海と日本プロジェクト in ながさき 応援動画の制作・放送やホームページの制作、長崎県独自の特徴を活かしたイベントの開催 など

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

「大村湾ワンダーベイプロジェクト」
超閉鎖性海域であるが故に、周辺地域の生活環境が影響しやすい大村湾は、地域住民・企業・自治体がワンチームとなって取り組み、大村湾を大切に守る気持ちを育む必要があります。そこで、2023年度新たに立ち上がったのが「大村湾ワンダーベイプロジェクト」です。日本財団 海と日本プロジェクトの活動の一環として、豊かで美しい大村湾を守るために推進するプロジェクトです。

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