プレスリリース

【8月24日は二島の日!】大村湾の無人島「二島」を思いっきり楽しむ1日「二島アクティビティ」を開催しました!

リリース発行企業:ソーシャルアクションネットワーク

情報提供:

一般社団法人大村湾ワンダーベイは2025年8月24日(日)に、魅力ある二島を通じて、大村湾に触れ海洋問題を知るきっかけを創ることを目的に、「二島アクティビティ」を開催いたしました。大村湾ワンダーベイプロジェクトは、地元大村湾を身近に感じ、海の環境について考えるきっかけを創出していきます。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。



 イベント概要

・開催概要 :二島アクティビティ
・日程   :2025年8月24日(日)
・開催場所 :長崎県西彼杵郡長与町斉藤郷に位置する無人島「二島」
・参加人数 :約55人
・主催   :一般社団法人大村湾ワンダーベイ
・共催   :日本財団海と日本プロジェクト、長与町、大村湾漁業協同組合

 無人島「二島」へ行ってみよう!  

大村湾に浮かぶ無人島「二島」。二島の海は、透明度が高く、多くの生き物が生息しています。しかし、二島へのアクセスはなく、簡単に立ち入ることができない島です。そのため、今年から毎年8月24日を「二島の日」に制定し、この日に限り二島と長与港を行き来する船を運航することにしました。
二島では、シュノーケリングとSUPのアクティビティ体験を実施。長与港には、アクティビティ参加者や二島がどんな島なのか興味を持った方々が集まり、船に乗船しました。15分ほどで二島に到着。二島に上陸した参加者たちからは「きれい!」「大村湾とは思えない!」と二島の透き通ったきれいな海に感動と驚きの声が聞こえました。
アクティビティ参加者たちはインストラクターの元に集合し、まずは海洋ごみについて学びました。プロダイバーで大村湾の海洋ごみ問題に詳しい中村氏より「海洋ごみの約8割は陸から発生しています。街で捨てられたごみが川を伝って海に流れ出ているんです。大村湾は超閉鎖性海域といい、大村湾のごみは外にでていきにくく、外から入ってきにくい特徴があります。ということは、大村湾のごみは大村湾の周辺地域から出たごみがほとんどなんです。周辺地域のみんながごみを出さない努力をすることで、美しい大村湾は守れるんですよ!」と伝えると、参加者は真剣な表情で話を聞いていました。そして「二島には大村湾周辺から出て流れ着いたごみがたくさんあります。みんなでごみ拾いをして二島をキレイにしましょう」と話し、全員でごみ拾いをしました。
ごみ拾いの後、安全に海で遊ぶために、早く遊びたい気持ちを抑え、ライフジャケットについて「サイズが合ったものを選ぶ、子どもは必ず股紐を通す」など正しい着用方法を学びました。



 二島の海をアクティビティで体感しよう!                         

ライフジャケットを正しく着用できたら、いよいよアクティビティ体験のスタートです!
シュノーケリングでは、専門家の先生のもと、海の生き物を観察しました。「すごい!ウニ!」「ウミウシがいた!」「カニ!ヤドカリもいた!」など子どもたちの驚く声がたくさん聞こえてきます。生き物を見つけるたび、1匹1匹、どんな生き物なのか先生が説明し、子どもたちは興味深々で話を聞いていました。普段の大村湾ではなかなか触れ合うことができない生き物を観察でき、二島の海の特徴を感じることができたようでした。
SUPでは、二島の海をインストラクターと一緒に周回しました。最初は恐る恐る漕いでいた参加者も、大村湾の穏やかな波のおかげかすぐに上達して、みんなぐんぐんと進んでいきました。SUPで海に出ることで、きれいな大村湾と二島を同時に見ることができ、普段はなかなか見ることができない景色を楽しみました。近くで飛び跳ねる魚や、ぷかぷか浮かぶクラゲを見ることもでき、貴重な経験ができたようでした。
二島から長与港へ戻る船で、「二島の海の魅力を感じましたか?」「また二島に来たいですか?」と参加者へ問いかけると、全員が満面の笑みで元気に手を挙げました。
参加者からは「もっと二島で遊べる日を増やしてほしい!」「二島は海がとてもきれいで、SUPをしている時もたくさんの生き物を見ることができて楽しかった!」「ごみ拾いもできて、少しでも海がキレイになったかなと思えたので良かった」「たくさんの学びがある1日となった。二島の魅力も知ることができて、海洋ごみ問題についても驚かされた」などの声が聞かれました。




<団体概要> 
団体名称:一般社団法人大村湾ワンダーベイ
URL:https://wonderbayomurabay.uminohi.jp/
活動内容:大村湾独自の特徴を活かしたイベントの開催
     県内自治体・企業・団体への「大村湾ワンダーベイプロジェクト」への参加要請







日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/







「大村湾ワンダーベイプロジェクト」
超閉鎖性海域であるが故に、周辺地域の生活環境が影響しやすい大村湾は、地域住民・企業・自治体がワンチームとなって取り組み、大村湾を大切に守る気持ちを育む必要があります。そこで、2023年度新たに立ち上がったのが「大村湾ワンダーベイプロジェクト」です。日本財団 海と日本プロジェクトの活動の一環として、豊かで美しい大村湾を守るために推進するプロジェクトです。

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