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長崎・魚の町の宝石店内にあるカフェが1周年 宝石にちなんだメニューも

来店を呼びかける宮本さん夫婦

来店を呼びかける宮本さん夫婦

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 宝石店の中にあるカフェ「Ruby Jewelry Cafe」(長崎市魚の町、TEL 095-821-1939)が10月12日で1周年を迎えた。

きのこご飯と柔らかチキングリルランチ

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 店主の宮本隆志の父の代から50年以上続く宝石店「ジュエリーミヤモト」がリニューアルした同店。昨年、定年退職を迎えた妻の智美さんが「何かしたい」と考えていたところ、都会で宝石店にカフェを併設する店があることを知った。「宝石店は敷居が高く入りにくくても、カフェがあれば店に来てもらうきっかけになるのでは」と店をリニューアルし、宝石店の中でカフェを営むスタイルに変えることを決めた。店名は宝石のルビーと宮本さんの実家にいる愛猫のルビーの名前にちなむ。

 店内では月替りで2種類のランチセット(1,000円)を提供。10月は「きのこご飯と柔らかチキングリル」「デミグラスソースのハンバーグプレート」を用意。女性客が多いことから野菜を多く使い、「季節感にもこだわる」という。

 店名にちなみ、ビーツを練り込むことでルビーの色を表現した「ルビーパン」を使った「ルビーパンプレート」(800円)や「あんバターサンド」(650円)を提供。「宝石のようなキラキラ感を再現した」という「ジュエルソーダ」(400円)もそろえる。このほか、旬の果物を使った月替わりのケーキも用意。

 市役所や市民会館がそばにあることから、「若い人から年配の人まで幅広い世代に立ち寄ってもらっている」と話す智美さん。隆志さんは「宝石店では来ることがなかったような客層の人にも、カフェを利用することで宝石を見てもらうきっかけにもなっている」と話す。

 営業時間は10時30分~18時30分(ランチ=11時30分~14時)。日曜定休。

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