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屋外で楽しむ「こたつナイト」、長浦町で初開催へ 長崎おでんの提供も

来場を呼びかける土井さん(右)と木村蒲鉾の岡本さん

来場を呼びかける土井さん(右)と木村蒲鉾の岡本さん

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 屋外で「こたつ」を楽しむイベント「炬燵(こたつ)NIGHT」が2月16日・22日、琴海四季彩館(長崎市長浦町)で開催される。

イベントのイメージ

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 長崎市琴海地区を拠点に体験ペーロンやイベント企画などを手がける「琴海みんなの公社」(西海町)が主催する同イベント。長崎市と佐世保市をつなぐ国道206号線が通る同エリアは人口減少で地域の衰退が危惧されていることから、同社の土井克則さんが中心となって「夜にみんなが集まって盛り上がれるイベントをすることで琴海地区に人を呼び込みたい。日本の冬になじみのあるこたつを屋外に設置することで寒さを最大限に味方にし、家族や友人、初対面の人とも仲良くなって楽しい時間を過ごしてほしい」と企画。「木村蒲鉾(かまぼこ)」(京泊3)の協力で、あごだしの利いた長崎おでんも提供する。

 開催当日は4人がけのこたつ6卓を会場外にあるテラスに設置。16時から1時間30分ごとに3部制で行う。会場にはカードゲームやボードゲームを用意するほか、クイズ大会なども予定。屋内で豚汁や石臼コーヒー、ドリンクなども販売し、二次会会場としても利用できる。

 長浦町出身で昨年11月に同社に入社したばかりという土井さん。「地域から人が減っている現状を肌で感じている。特に夜営業する店が減り、長崎市と佐世保市を行き来する『ただの通り道』になってしまっている。琴海に人を呼び込むきっかけにしたいとイベントを考えた」と振り返る。「日本の冬の日常に欠かせないこたつを、あえて外に出すことで非日常を味わいながら交流を楽しんでほしい」と来場を呼びかける。「琴海ならではの魅力を生かして、今後もさまざまな形でイベントができれば」とも。

 開催時間は両日とも16時~21時30分。料金は、5種のおでん付きで小学生以上1人2,000円。要予約。ウェブサイトで受け付ける。

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