
鶏皮煎餅とスイーツを販売する「トリ&スイーツ千鳥」(長崎市銅座町)が3月28日にオープンした。
テイクアウトと出前を行う同店。店主の齋藤弘成さんは神奈川県出身。仕事を機に来崎していたがコロナ禍で帰郷。「長崎の人の温かさやつながりが忘れられない」と再び来崎して通信業の会社を立ち上げていた。「長崎の人とつながり、盛り上がる場を作りたい」と考えていたところ、行きつけの飲食店で働いていた店長の松本尚之さんと意気投合。1月から開店に向けて準備を進めてきた。
販売する「とりかわせんべい」(750円)は「カレー」「ガーリック」「チーズ」「ブラックペッパー」「辛いの」「バター醤油(じょうゆ)」の6種類のフレーバーを用意。下処理で脂を落として揚げた状態で準備し、注文を受けてから2度揚げすることで「長時間、カリカリの食感が楽しめる」よう工夫しているという。
「とりかわせんべい」をタコス風にトッピングした「トリチョス」(950円)やドリンクメニューも用意。22時までの限定で生ビール2杯と「とりかわせんべい」をセットにした「せんべろ」(1,000円)を提供。「飲んだ後に甘いものが食べたい人にも利用してほしい」と、島原産の鶏卵を使った「クレームブリュレ」「ブランマンジェ」(以上750円)もそろえる。
「飲みのついで立ち寄ってもらったり、いつもと違ったつまみが欲しいときに出前で利用してもらったりしてもらえれば」と呼びかける斎藤さん。「長崎に鶏皮旋風を起こして街を盛り上げたい」と意気込む。
営業時間は20時~翌2時(金曜・土曜は19時~翌3時)。日曜定休。