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長崎・深堀町の養殖イワガキ販売最盛期 夏ならではの味を楽しんで

イワガキを手に来店を呼びかける平田さん

イワガキを手に来店を呼びかける平田さん

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 「長崎みなと水産 平田屋」(長崎市深堀町)が手がける養殖イワガキの販売が最盛期を迎えている。

販売中のイワガキ「にねんもん」

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 社長の平田浩太郎さんは福岡県直方市出身でトラック運転手だったが、漁業体験で来崎。当時、漁協が試験的に取り組んでいたイワガキの養殖に興味を持ち、5年前、本格的に事業を始め、2022年から販売している。

 今年は「夏盛(なつざかり)」として販売している3年もののイワガキの漁獲量が少なく、6月初旬に販売を始めたが2週間ほどで完売していた。2年ものの生育状態が良好なことから、実入りの良いものを選別し、7月5日、「にねんもん」として手頃な価格にして販売を再開した。

 「夏盛と比べるとやや小ぶりだが、今年は2年ものの実入りも良く、『プリプリでチーズのようなクリーミーな食感』と好評。近年はイワガキの養殖が各地で盛んになっていることもあり、問い合わせも増えてきている。夏ならではの味を楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。

 価格は1キロ1,000円。営業時間は9時~18時。8月下旬ごろまで、直売所のみで扱う。

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