五島うどん専門店「つきみ亭」(長崎市住吉町、TEL 095-844-0704)が4月19日、長崎大学落語研究会(落研)の学生を招いて「つきみ亭落語会」を開く。
東京で音楽活動をしていた店主の松本勘二さんは、長崎に帰郷して音楽仲間とともに「松本かんじとザ・カレーうどん」を結成。仲間がカレー店を経営しており、自らがうどん店を経営することから名付けたグループ名。地元の商店街をモチーフにしたコミカルな曲から人間愛や地元へのメッセージ性にあふれた曲など、うどん店を営みながらシンガー・ソングライターとしてオリジナル曲作りや演奏活動を続けている。これまでに制作したCDは店内で無料配布する。
来年、開店10周年を迎えるのを記念して同イベントを企画した松本さんは「大学生の落研の発表を一般の人が聞く機会は、さほど多くないと思う。ここは長崎大学が近くにあり、学生もよく店を利用してくれる。自分も若い時は大人に助けてもらった経験がある。落語会は初めての試みだが、若い人たちのチャレンジを応援するためにも継続していきたい」と説明する。
披露する落語は3席。出演者は長楽亭楽鱈(ちょうらくていガンダーラ)さん、麗し亭和奏(うるわしていわかな)さん、長楽亭楽々琳(ちょうらくていガガーリン)さんの落研部員3人。「演目はまだ内緒。ぜひ若者を温かい目で応援しにきてほしい」とも。
開演17時(開場は16時30分)。木戸銭は200円。