長崎市内のホテルや旅館、料理店など45店舗で今月から、「冬は長崎鯛(たい)まつり」が行われている。実施は昨年に続き2回目。
ビールのコマーシャルに登場してから人気を集めている「鯛の塩釜焼き」(関連画像)
冬から春にかけて旬の時期を迎える鯛。長崎県の鯛の漁獲量は日本一を誇り、種類もアマダイ、レンコダイ、キンメダイ、イトヨリダイ、クロダイなど豊富。同キャンペーンは、鯛の消費拡大を通して地産地消の推進と、冬の長崎の食と観光を盛り上げようと、地元長崎の料理人が企画して始まった。昨年よりも参加店が増え、メニューのバリエーションも広がった。
期間中、鯛めし、鯛茶漬け、漬け丼、パスタ、パエリアなど手ごろなメニューから、鯛の塩釜焼きや鯛しゃぶ、鯛づくしのコース料理まで60種類以上をそろえる。ホテル・旅館では鯛尽くしの宿泊プランも用意する。
長崎市ながさきの食推進室の担当者は「これから鯛がおいしい季節。鯛は味が淡白なので、和風、洋風、中華といろいろな料理に合う。皆さんに長崎の冬の味覚を知っていただければ」と話す。
100円クーポン付きのチラシも用意し、観光案内所や長崎市役所などに置いている。インターネットからチラシをプリントアウトして利用することもできる。来年3月31日まで。