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長崎の布ナプキン専門店がホームページを英訳 増える外国人客に対応

小学校の「お話会」風景(大原万里亜さん提供)

小学校の「お話会」風景(大原万里亜さん提供)

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 布ナプキン専門店「りぼん」(長崎市万屋町)が1月26日、増え続ける外国人客に対応するため、ホームページの一部に英訳コーナーを開設した。

英訳コーナーの画面

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 店主の大原万里亜さんによると、外国人の来店が日を追うごとに増えているという。「2014年10月に布ナプキン講習会の講師としてハワイに招かれた時、海外の女性がこんなに興味を持っているのかと驚いた。その直後からホームページへの海外からのアクセスが増加。その後、東急ハンズで販売させてもらった時も、お客さまの半数は外国の方。洋の東西を問わず、女性の悩みは同じだとあらためて知った」と説明する。

 大原さんは英語教師をしている日本人女性の知人にホームページの一部を英訳することを依頼。女性は外国人の夫と協力して作業に当たった。「接客のために自分でも英語に再挑戦する予定だが、ホームページに公開する文章なので、誤訳や微妙なニュアンスの間違いがないように専門家に依頼した」と大原さん。

 タイトルは「What are cloth sanitary napkins,anyway?」。縦長の構成で「All about cloth sanitary napkins」という布ナプキンの説明から始まる。「使い捨てしない。洗って繰り返し使える。肌触りがいい布でできたナプキン」と、簡潔に説明する。

 次は「使うとどうなるの?」という「What will happen if I do?」。答えは5つ用意され、「子宮を包み込む温かさ」「臭いが少なくなる」「生理周期が安定する」「ゴミゼロのエコ生活」「体の声を聞こう」と並ぶ。最後は自宅と外出先の場合に分けて布ナプキンの手入れ方法を紹介する。

 布ナプキンの自作法を日本語で紹介するコーナーへのリンクボタンもあり、布ナプキンの型紙をPDF形式でダウンロードできる。

 「アジア人の来客も多いが、実際に買い求めるのはヨーロッパの女性が多い。何の店か分からずに入った女性も、分かった途端に興味を持つ人がほとんど。国を問わず、女性の手助けになればうれしい」とも。

 営業時間は11時~18時。英訳コーナーへは、ホームページ右カラムの「English page」ボタンから移動できる。

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