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長崎出身の歌手・竹本孝之さん、長崎市観光大使就任

田上市長(右)から依頼状を受け取る竹本さん

田上市長(右)から依頼状を受け取る竹本さん

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 長崎市出身の歌手で俳優の竹本孝之さん(50)が4月8日、長崎市役所を訪れ、田上富久市長から長崎市観光大使の依頼状を手渡された。

デビューシングル「てれてZin Zin」

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 竹本さんは1965(昭和40)年生まれ。長崎市内で育ち、長崎東高校に入学。1981(昭和56)年、「ミスターCBSソニーオーディション」でグランプリを受賞。同年「てれてZin Zin」でレコードデビューを果たし、その年の「日本レコード大賞」新人賞を受賞した。

 その後、歌手活動に加えてテレビドラマや映画、舞台など俳優としても活躍している。1987(昭和62)年、人気漫画家・あだち充さん原作のテレビドラマ「陽あたり良好!」に高杉勇作役で出演したほか、「中学生日記」(2001年~2005年放送)では矢場先生役をそれぞれ演じた。1996年からは花卉(かき)栽培農家も営んでいる。

 「見送る両親を残して長崎空港から飛び立った35年前、16歳だった。荷物は小さなエナメルバッグが一つだけ。それから毎日がむしゃらに走ってきた少年は、いつの間にか50歳になっていた」と竹本さん。地元の友人らの協力を得て、翌9日は諫早市内で、10日は新地中華街で、それぞれ凱旋ライブを開いた。7月21日にはメルパルク東京(東京都港区)でデビュー35周年記念コンサートを予定する。

 「中華街の歴史上、初めてライブを開いた歌手という記録まで頂いた。今回の帰省では観光大使という新たな大きい荷物を、皆さんの期待と一緒に受け取った。記念コンサートでは、じげもんの誇りを胸に皆さんの期待に応えたい」とほほ笑む。

 4月15日、竹本さんは自身のフェイスブックで、熊本を中心に発生した震災に触れ「被災された皆さまが一日も早く、平穏な生活を取り戻してくださるように」とコメントした。

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