西彼時津町で「カラー診断&デコアート講座」-親子で体験

姉へのプレゼントを作る小学4年生の男児

姉へのプレゼントを作る小学4年生の男児

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 パーソナルカラー診断を行うサロン「カラーハーモニー」(西彼杵郡)で8月24日、「親子で体験・カラー&デコアート講座」が開かれた。

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  当日は午前と午後の2回開催し、午前中の講座にはデコアートに興味がある親子など3組が参加した。講師で同サロンを経営する山本緑さんは「夏休みなので、デコアートの製作とパーソナルカラーの講座を組み合わせれば、親子で参加しやすいのではと思い企画した」と話す。

  ホワイトボードを使って山本さんが色の相関関係を説明しながら、一人ひとりに似合う色をアドバイス。参加者はテーブルに並べられた色とりどりのパーツを使って、透明のプラスチックの瓶のふたをデコアートしていく。

  参加した小学4年生の男児は、姉の誕生日プレゼントに「手作りのデコアートをあげたい」と張り切っていた。男児の母親は「いつもは自由きままでじっとしていないが、デコアートの製作ではこんなに集中力があるのかと驚いている。わたしもパーソナルカラーのことがゆっくり学べて楽しい」と話す。

  小学4年生と6年生の姉妹は仲良く互いの作品をのぞき込みながら楽しんで作っていた。姉妹の母親は「山本さんの色の話には知らないこともたくさんあって、すごく役に立った。作品づくりは子どもよりも多分夢中になったかも」と笑う。

  関東出身の山本さんは結婚前にカラリストスクールで色について学び、カラーリストの資格を取得して長崎へ嫁いできた。現在は大村市内の美容専門学校でカラー技術担当の非常勤講師も勤めている。最近は自治体やPTAなどが主催する講演会の講師に呼ばれるケースも増えているという。

 「人間が五感で感じる情報の中で一番影響があるのは目からの情報だと言われている。きちんとした身だしなみをしているにもかかわらず、見た目の第一印象でマイナス判定をされてしまう人もいる。その多くは自分に似合わない色を使っているケースで、もったいない。『色使い』のスキルを小さいうちから身につければ、将来いろいろな形で役に立つはず」と山本さん。

 参加者はできあがった作品を互いに撮影したり、交換したりしながら、残り少ない夏休みの1日を楽しんだ

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