長崎経済新聞の2016年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、長崎の情報サイト「ながさーち」が募集している「新語・流行語大賞」長崎版の話題を伝える記事だった。
2位は、幼稚園児がホラー映画レベルのゾンビメイクで保護者たちを楽しませた「聖オバケリア幼稚園」の開催予告記事、続いて長崎観光PRムービー「Welcome to nagasaki」が再生回数12万回を超えたことを伝える記事、長崎市中心部の中通り商店街にオープンした「和のチョコレート専門店」を伝える記事が4位にランクインした。
ランキングは今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 長崎の情報サイトが長崎市版「新語・流行語大賞」募集(12/19)
2. 長崎の幼稚園で「聖オバケリア幼稚園」 世界最年少お化け屋敷でギネス挑戦も(5/24)
3. 長崎観光PRムービー「Welcome to nagasaki」、再生回数12万回超える(12/15)
4. 長崎に「和」テーマのチョコレート専門店(9/16)
5. 長崎の看護師に「忘れられない看護エピソード」最優秀賞(5/11)
6. 長崎玉成高校の女子生徒がタレント「スギちゃん」の衣装を製作(12/8)
7. 長崎県美術館でモデルSHIHOさんが「トーク&レッスン」(5/24)
8. 長崎の美容室で「石屋のお仕事体験会」 老舗石材店とコラボイベント(12/14)
9. 長崎の唐揚げ専門店、新メニュー「ニャンべぇ~」提供へ(12/1)
10.長崎・淵神社が「オリジナル福袋」贈呈へ(2/1)
長崎玉成高校生活技術科の女子生徒が「長崎ならではの衣装」をタレント「スギちゃん」のために製作した話題が5位にランクインしたのをはじめ、8位の「石屋のお仕事体験会」や9位の「ニャンべぇ~」など、長崎経済新聞の年間ランキング集計が始まって以来、上位10位のうち半分を12月の記事が占めた。特に2位の「聖オバケリア幼稚園」は、上半期ランキングで1位を獲得しており、今月18日までは年間ランキングでも1位だったが、ランキング集計対象最終日(12月19日)に配信された記事に5倍以上の差を付けられ、わずか1日で1位の座を奪われた。
そのほか、「オバケリア幼稚園」の開催リポート記事(13位)、街頭宣伝などのパフォーマンスを手掛ける「かわち家」の自伝劇「チンドン大冒険」開催の記事(14位)、熊本地震発生直後の4月16日・17日に開催したにもかかわらず、7000人が来場した主婦らの手作りイベント「護国神社の庭フェス」(17位)、住吉商店街の有志が開催した飲食イベント「住吉さるかナイト」(20位)など、体験や触れ合いが感じられる記事にアクセスが集まった。
2017年2月には長さ30メートルの出島表門橋が、製造中の大島造船所から出島まで海路で運ばれてくる。長崎経済新聞編集部では、来年も身近で楽しい街ネタの動向に注目したい。