ふんどしセレクトショップ「TeRAYA」(長崎市大浦町)が4月、羊毛フェルトグッズ「カステラねこ」を発売した。
店主の「かのこゆり」さんが2013年11月に開いた同店は、観光スポット「オランダ坂」から100メートルほどの場所にある。ふんどしのほか、土産品になる雑貨などを取り扱う。店名の「テラ」はラテン語で地球や大地を意味し、「大地に両足を着けたまま履くことができる下着はふんどしだけ」という言葉に感銘を受けて命名した。小文字の「e」は女性のかわいらしさを表現しているという。日本ふんどし協会(東京都文京区)は、同店を全国で唯一の「ふんどしセレクトショップ」として公認している。
「カステラねこ」は、「Hacchi」のブランド名で展開する作家のMakiさんが羊毛フェルトで一体一体を手作りするため、完全に同じものを作ることはできない。同店のツイッターでその日の入荷を知らせると、「あっという間」に売り切れるという。
かのこさんは「手作りなので大量に作れないが、それが世界で唯一の魅力というファンが多い」と話す。
価格は2,800円(税別)。同店の営業時間は11時~18時。水曜定休。