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長崎のイラストレーターが「尾曲がり猫イラスト集」刊行

長崎のイラストレーターが「尾曲がり猫イラスト集」刊行

イラスト集の表紙

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 長崎在住のイラストレーターでデザイン事務所「トマトデザイン」(長崎市出島町)社長の中江昭久さんが7月28日、尾曲がり猫のイラスト集「しっぽがニャンか変」を刊行した。

認定シールを手にするメンバー

 中江さんは今年1月からクラウドファンディングサイトを通じてイラスト集刊行のための資金調達を呼び掛けたところ、募集期限の2月28日までに目標額を達成。約5カ月の制作期間を経て刊行した。中江さんは「クラウドファンディングに取り組むのは初めてだったが、達成できてうれしい。協力いただいた皆さんに心から感謝したい」と話す。

 長崎尾曲がりネコ学会(江戸町)が今年2月22日から始めた「認定品」に指定されたイラスト集の帯には、ユーモラスな猫のイラストが描かれた認定シールを印刷している。

 尾曲がり猫は、インドネシア周辺を中心とする東南アジアに多く生息することが京都大学の野澤謙名誉教授の調査で判明していることから、長崎尾曲がり猫の地域資源化構想を温めていた高島茂夫さんら11人のメンバーが集まり、2008年10月7日に同学会の前身である「日本『長崎ねこ』学会」を発足。翌年11月に野澤名誉教授を長崎歴史文化博物館(立山1)に招いて「長崎尾曲がり猫シンポジウム」を初開催した。

 江戸時代の長崎はオランダ貿易の拠点であり、当時のオランダ船が海上保険の加入条件として船内のねずみ駆除のために猫を乗せていたことから、同学会では積み荷と一緒に猫が出島に上陸して繁殖したため、長崎には尾曲がり猫が多いという仮説を発表。同説は多くのメディアで取り上げられ、現在では広く知られている。認定シールの売り上げは、尾曲がり猫の実態調査を続ける同学会に寄付する。

 イラスト集は15センチ×15センチ、46ページ。価格は1,296円。イラストのほか、尾曲がり猫の写真や生息マップなども掲載している。好文堂書店(浜町)、てがみ屋(大浦町)などで販売する。

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