ゆきのケ丘オリーブ園(西彼長与町)で10月1日、「オリーブ園の小さな収穫祭(サーカス)」が開催される。
会場となる同園は、女性建築家(故人)が運営していたもの。オリーブ園を手伝っていた看板業者の栄木博文さんが、創立者が亡くなった後を引き継いで2年前から運営している。
主催する「ながさきミュージアム」(長与町)は、長崎県産の野菜を福岡の飲食店に提供するほか、マルシェイベントなどを運営している。今回のイベント名は、収穫祭と書いて「サーカス」と読ませ、それぞれの出店者をサーカス団になぞらえて「団員」と呼ぶ。
会場ではオリーブの収穫体験や蜂蜜漬け作り体験(有料)ができるほか、無農薬野菜やオーガニックフードの販売、焙煎(ばいせん)したてのコーヒーや長崎特産のかんきつ「ゆうこう」を使ったドリンクを提供する出張カフェ、タコライス、草木染などが出店する。来場者はレジャーシートや弁当の持ち込みは自由。先着30組にシャボン玉を進呈する。
ながさきミュージアムの江口雅志さんは「空と海とオリーブの木がまるで外国のよう。サーカスと読ませるイメージを体験しに来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~16時(雨天中止)。入場無料。自動車による来場者のため、近隣の専用駐車場から送迎車を運行する。