長崎市民会館(長崎市魚の町)前広場で3月24日・25日、「長崎骨董(こっとう)祭」が開かれる。
主催する「おんこどう」(城山台2)はリサイクル着物などのアンティーク商品を主に取り扱う。店主の浜岡静美さんは「古美術商を営む実家の父親が、20年以上にわたって主催してきたイベント。父が高齢のため、昨年3月から運営を引き継いだ。楽しみにしている常連客も多い」と話す。浜岡さんによると、九州一円から古美術店が集まり、古い陶磁器や民芸品、古布、たんす、茶道具など、さまざまな骨董品が集まるという。
浜岡さんは「幼いころから実家で古美術品に囲まれながらも全く興味がなかった。約20年前にアンティーク商品の買い取りを始めてからは、個人的に掘り出し物を探すようになるほど好きになった」と振り返る。「眺めて回るだけでも面白い。個性的な人やユニークな品物が集まるので、ぜひ楽しんでほしい」とも。
開催時間は8時~18時(25日は17時まで)。雨天決行。入場無料。