長崎の活水女子大学とJALが連携協定調印 九州で6校目、全国では13校目

協定書を掲げる湯口学長(左)と溝之上支配人(右)

協定書を掲げる湯口学長(左)と溝之上支配人(右)

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 活水女子大学(長崎市東山手町)で3月29日、同校と日本航空(東京都、以下JAL)との連携協定調印式が行われた。

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 同校とJALは学生教育の一環で以前から交流を持っており、長崎空港イベントのミーティングに学生が参加してアイデアを提案したり、合同でワークショップを行ったりしてきた実績がある。

 昨年の同校卒業生で長崎空港スタッフとして勤務するJAL社員の江頭奈那さんが司会を務めた調印式には、活水女子大学からは湯口隆司学長、JALからは溝之上正充・九州・山口地区支配人が調印に臨んだ。

 調印後、湯口学長は「この協定は地域に根差した教育の質向上にとって大きな意味を持つ。これから具体的に連携を進めていきたい」と話し、溝之上支配人は「多くの卒業生が航空業界で働いている同校と連携協定締結できたことは大きな喜び。今後はグローバルとローカルのバランスがしっかり取れる人材の育成に貢献したい」とあいさつした。

 同席した国際文化学部教授でキャリア教育センター準備室長の新井恭子さんは「13年ほど航空会社に勤務していた。航空業界に興味を持つ多くの学生が集まったので、サークルを作ったことがJALとのつながりになった。これからキャリア教育センターも立ち上げるので、女性の働き方改革の総合的研究も含めて学生と共に積極的に連携を進めたい」と話した。

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