チトセピアホール(長崎市千歳町)で7月16日、「第8回 長崎コレクション」が開催される。
「若者の夢を応援する」を活動テーマに、今回は「星」をイメージしたステージ照明を展開する。「ファッションと音楽のコラボ、芸術の祭典」と題し、一部はクラシックの生演奏によるファッションショー、二部は浴衣のショー「浴衣まつり」、ラストステージはウエディングドレスのショーを行う。
同イベント主催者の藤山隆子さんは「きっかけは、ファッションデザイナーを目指して東京の女子大に行っていた次女が体調を崩して帰郷したことから」と話す。
当時、就職先もなくファッションデザイナーとして活躍できる場所がないことに思い悩む次女の姿を見て、藤山さんは「長崎には若者が輝ける場所が少ないと感じていたため、若者が活躍できる場を作ろうとイベント開催を決意した」と振り返る。「デザイナーやモデルを目指す若者が活躍できる場にしたい」とも。
藤山さんは「毎年たくさんの方々に支えられ、8回目を迎えることができた。関わってくださっている皆さまには本当に感謝してもしきれないほど。夢を追いかける若者たちは娘のように大切で、それが続けてこられた理由の一つになっている」とほほ笑む。今回、藤山さんの次女の久留美さんはデザイナーとして参加。ママ用の服と子供服を制作した。
「表舞台で輝く人たちがいる裏側で、成功のために支える人たちがいることを若い人たちに知ってもらいたい。神戸コレクションのような高い認知度になることを目指して長崎コレクションを盛り上げていきたい」と意欲を見せる。
12時30分開場、13時開演。入場料は、全席自由・一般=1,000円、3歳未満無料。