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手紙をテーマにした長崎の文具店「てがみ屋」、路面電車で貸し切りイベント 5周年で

イベントの模様

イベントの模様

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 手紙をテーマにした文具店「てがみ屋」(長崎市大浦町)が路面電車「みなと」を貸し切り、9月8日、オープン5周年記念イベント「てがみ屋貸切電車旅~Forrest Gump/一期一会」を開いた。

店長の山下みつよさん(中央)

 店長の山下みつよさんが選んだ便箋やレターセット、マスキングテープをはじめ、地元のデザイナーとコラボしたオリジナルポストカードなどを取り扱う同店。店内には、手紙を書くことができるスペースがあり、ポストへ投函できるほか、未来の自分に手紙を書く「レタータイムトリップ」も用意する。

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 店長の山下さんは「5周年なので、何かイベントを開催しようと考えていた。長崎の路面電車が大好きなので貸し切ってイベントを開催しようと思い、調べたところ思ったより安かった。即決した」と話す。

「誰も来なかったらどうしよう」と不安になる中、友人から「自分で企画して自分で苦しんでいい。もし、一人も来なかったら一人で貸し切っていたらかっこいいよ」と言われて不安が吹き飛んだという。最終的には福岡からの参加者も含め、25人の「満員電車」となり、キャンセル待ちも発生するほどになった。

 車内は同店のキャラクター「てがみはと」をイメージし飾り付け、終点の蛍茶屋へ向けて浦上車庫を出発。参加者は自己紹介しながら長崎の風景を電車内から楽しんだ。途中、電車の外の外国人観光客とジェスチャーでコミュニケーションを取り、和やかな雰囲気になった。

 参加者は出発前、便箋に自分の悩み事や目標を書き、封筒に入れ、シャッフル。配られた封筒の悩みや目標にコメントを書き込み、乗車後、電車内で本人に戻す「文通ワーク」も楽しんだ。参加した馬場あゆみさんは「誰か知らない人が真剣に考えて自分に書いてくれたコメントを読んでとてもうれしかった」と話す。

 参加した中島祐樹さんは「5周年をお祝いしたかった。いろいろな人がてがみ屋でつながっていると感じられ、大変楽しめた。『みなと』にも始めて乗れてよかった。またイベントに参加したい」と話す。

 山下さんはイベント後、「今は達成感でいっぱい。参加したみんなが盛り上げて、いい雰囲気になった。企画した当初は不安だったが、プレゼントをもらった気分で幸せな気分になった」と話し、「また、開催したい。これからもイベント企画するので参加してほしい」と展望を語った。