長崎地方気象台は3月20日午前、長崎市で桜が開花したと発表した。
同気象台では、敷地内にある標準木となるソメイヨシノが5~6輪咲くと桜の「開花」を発表している。今年は例年より4日早く、今年は全国で最も早い開花となった。
同市内にある桜の名所の一つ、さくらの里では開花した桜が所々に見られ、一足早く花見を楽しむ家族連れの姿もあった。散歩していた近所の男性は「満開になると一面桜色に染まる。毎年楽しみにしている」と満開を待ち遠しそうに話す。
市内中心部から訪れたという男性はカメラを片手に撮影ポイントを探していたが、「残念だけどまだ少し早かった。次の週末ぐらいが楽しみ」と話す。
桜の満開は開花宣言から1週間~10日ほどといい、月末には見頃を迎える見通し。市内の名所では花見イベントなども開催される。