玉園町にある「GARDEN COFFEE(ガーデンコーヒー)」が9月29日、「お花カフェ」としてリニューアルオープンした。
2018(平成30)年4月にオーガニック食材を使ったメニューを提供するカフェとしてオープンした「GARDEN COFFEE」。今年7月に閉店したが、長崎市中央卸売市場内で生花店「花万」を営む毎熊臣子さんが前オーナーから店舗を引き継ぎ、季節に合わせた色とりどりの花に囲まれながら飲食が楽しめる「お花カフェ」としてリニューアルした。
毎熊さんは友人でカフェの店長を務めることになった烏山智恵美さんと「お花カフェをしたい」という構想を描いていたという。8月ごろ、テレビで思い描いていた形態の店舗が東京・原宿にあるということを知った毎熊さんらは店を実現させたいという思いがより一層強まり、そんな中、烏山さんの友人でGARDEN COFFEEの前オーナーである林田英子(ふさこ)さんが店を閉めたという話を聞き、物件を見て気に入ったことから店を引き継ぐことを決めたという。
鉢植えの花や観葉植物が並ぶ店内には、生花用の冷蔵庫を設置。前店主からレシピを引き継いだというタコライスやパニーニなどのメニューを用意。新メニューには、季節のフルーツを使ったスムージーなどを用意する。
「花万」に10年ほど務めており、今年同店を引き継いでオーナーとなっていた毎熊さんは「季節ごとに色とりどりの花を並べて花で癒やされる空間にするとともに、予約販売となるが花束やアレンジも取り扱っていく。花に囲ませてゆったりとした一時を味わって頂ける空間でハッピーな気分になってもらえれば」と話す。
烏山さんはドライフラワーやアクセサリーなどハンドメードも手掛けているといい、「ゆくゆくは店内でも取り扱うことができれば」と話す。
「今年は店舗がある玉園町が長崎くんちの踊り町となっていることから、踊り町を盛り上げようと10月5日を店休日にし、くんち期間中の10月7日~9日は営業する」とも。
営業時間は9時~17時。月曜・第3日曜定休。