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長崎・銅座町で「サルディンまつり」 イワシの食文化テーマに地域活性狙う

参加を呼び掛ける銅座活性化プロジェクトチーム代表の城尾忠明さん

参加を呼び掛ける銅座活性化プロジェクトチーム代表の城尾忠明さん

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 長崎市中心部にある銅座かいわいで10月31日、「銅座サルディンまつり」が開催される。

 銅座は長崎くんちで「南蛮船」を奉納する街であり、日本ポルトガル協会と密な連携があることから、ポルトガルと長崎の共通点を「イワシを食べる食文化」であるとして、イワシ(サルディン)に着目した同イベント。伝統的な事業を継承するだけでなく、飲食での表現も盛んな街であることから新たな展開に挑戦し、イワシの食文化を知ってもらいたいと企画した。

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 主催する銅座活性化プロジェクトチームには、銅座町商店街組合や銅座町自治会をはじめ、ナガサキマチナカ女子部やまちづくりスナックシグナル、銅座プロムナードにジャカランダ並木道を!里親会、JT長崎支店といったまちづくりや地域活性化に取り組む団体や企業が参加する。

 銅座の街は長崎の代表的な夜の歓楽街として知られてきていることから、各団体がこれまで15年ほど「宵酔い祭り」「はしご酒ラリー」「銅座音楽祭 in 薩摩藩屋敷跡」などのイベント開催を通じて街の活性化に取り組んできた。2018(平成30)年1月に行われた県庁の移転や今後の長崎新幹線開業などを見据え、都市軸の変化をチャンスに変えようと結成されたのが同チーム。これまでの各団体での取り組みや経験の蓄積などを生かしながら地域の個性をブラッシュアップし、多様な商店街構成の魅力的なまちづくりを目指す。新しい運営主体となり、昨年10月に開催した飲食店巡りイベント「かっちぇて銅座」では730人を動員している。

 「路地裏で乾杯&路地裏マルシェ」をテーマに行う同イベント。かつて芝居小屋があったことから「シバヤンジ横丁」と名付けられた裏路地を中心に17時30分から、「ひろえば街が好きになる」と題して銅座かいわいの清掃活動を行った後、18時から、「南蛮振舞」として長崎県産酒やイワシ料理などを無料で振る舞う。そのほか、マルシェや銅座コインパーキングを会場に「銅座屋台」を行い、飲食店巡りイベント「かっちぇて銅座」も同時開催する。

 同チーム代表で銅座町商店街組合長を務める城尾忠明さんは「店の数だけすてきなまちづくりを目指して活動している。路地裏の魅力を銅座かいわいの魅力として発信することで『やっぱり銅座はよかね(長崎弁で「いいね」の意味)』と感じてもらうことができれば」と期待を込める。

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