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長崎のラジオ番組がTBSラジオの番組企画「新番組選手権」でグランプリ

メインパーソナリティーの吉田眞知子さん

メインパーソナリティーの吉田眞知子さん

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 長崎放送制作のラジオ番組「マチコでNightね!」が4月26日、TBSラジオ制作の情報バラエティー「爆笑問題の日曜サンデー」の番組内企画「ラジオ新番組選手権2020」でグランプリを獲得した。

ディレクターの村山さん(左)と吉田さん

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 毎年4月に行われ今年で13回目を迎える同企画。JRN系列局の新番組を初回放送の音源と共に紹介しリスナー投票でグランプリを決める恒例企画で、今年は全国10番組を最終選考にノミネートした。

 「マチコでNightね!」メインパーソナリティーの吉田眞知子さんは番組放送時、67歳だったことから自らを「アラセブ(アラウンド70)」と呼称。毎週、現在ブレーク中のアーティストをピックアップし、「同じ立ち位置だった昔のアーティストは誰だったか」をテーマに、吉田さんと同じアラセブ世代のアーティストをピックアップしてトークを繰り広げている。

 ノミネートされた「2020年4月2日放送回」では、菅田将暉さんと米津玄師さんを、中村雅俊さんと吉田拓郎さんが同じ立ち位置だったとしてトークを展開。「全世代が聴いていて楽しい企画」(爆笑問題)が吉田さんのかわいらしい人柄と共に企画が評価された。グランプリが決まり、番組のエンディングに電話出演した吉田さんは「長く生きてきているがグランプリは初めて」と喜びをあらわにしていた。

 吉田さんは「ラジオ放送アプリなどインターネットが普及したからこそ幅広く届けられるラジオの良さがある。年齢層や視聴エリアなどリスナーの幅が広がったからこそラジオの新しいニーズがあると感じた」と笑顔を見せる。「これまでも人間の持っている滑稽さや優しさなどを見つけて伝えてきた。『毎日笑おう』が私の仕事だと思っている。グランプリ受賞は私達の世代にもいいニュースだったのではないか。もう少し頑張っていいと力をもらえた」とも。

 「マチコでNightね!」ディレクターの村山仁志さんは「マチコさんと同世代のリスナーには『現代のヒットメーカー』に、若い世代には『かつてのヒットメーカー』に出会う場になれば」と話す。

 同番組の5月7日放送回では、J-POPとブラックミュージックをかけ合わせた独自の世界観を持つ4人組ミクスチャーバンド「King Gun(キングヌー)」をピックアップ。村山さんは「(キングヌーは)マチコ世代にも響く。アラセブのマチコさんも知らない楽曲もガンガン紹介している。毎回楽しんでもらっているので安心している」と笑顔を見せる。

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