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旧三和町・道の駅に総菜店 前店の良さ引き継ぎつつ新たな挑戦も目指す

来店を呼び掛ける伊藤さん

来店を呼び掛ける伊藤さん

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 みさき駅さんわ(長崎市布巻町)に9月17日、「おそうざいの店 菜彩(さいさい)」がオープンした。

みさき駅さんわの様子

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 みさき駅さんわは地元の農産物や海産物をはじめ民芸品や蚊焼包丁などの工芸品を扱う直売所として2003(平成15)年にオープン。翌年10月には手作りパンやアイスクリーム、総菜などを扱う店舗が入る加工所が完成していた。

 オープン当初から地元の自慢の味を提供し人気を博していた総菜店「惣菜(そうざい)グループ菜彩」が今年7月に閉店したことを受け、直売所を運営する長崎市がテナントを公募。深堀町で宅配弁当や仕出しを手掛ける五平太が指定管理者に選ばれた。

 店内には弁当やカレーライス、天丼などの弁当類を始め伊達巻や寒天、まぜご飯など各種総菜も幅広く並ぶ。オープン初日は台風14号の接近に伴う荒天にもかかわらず朝から大勢の人が列を作り、用意した総菜や弁当類は昼過ぎに完売となった。訪れた買い物客からはかつての味の復活を喜ぶ声もあった。

 五平太代表の伊藤弘和さんは「長年地元の方々に愛されてきた『菜彩の味』を引き継ぎつつ、五平太の献立をプラス。直売所の総菜店という新業態にチャレンジした」と意気込む。「地元のお母さんたちが作る地元料理が売りの店」だったことから、「お母さんの味を守りつつ地産地消や新たなことも仕掛けていきたい」とも

 営業時間は9時~17時。木曜定休。

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