猫の写真を集めた小冊子「長崎ネコの眼フォト・猫の巻」が4月1日、刊行された。撮影は長崎雑貨の店「たてまつる」(長崎市江戸町)店主の高浪高彰さん。
高浪さんがSNSに投稿してきた猫の写真を掲載。昨年2月から自身のインスタグラムにスマートフォンで撮影した長崎市内の風景写真を投稿し、クイズ形式で撮影場所の町名をフォロワーに出題してきたという高浪さんは「風景だけを投稿していたが、それでは見る人が面白くないと分かった。長崎は至る所に猫がいるので風景としての猫を撮ってみるようになった」と話す。
高浪さんによると、長崎の猫は人間をほとんど意識していないという。「長崎では逃げない猫が当たり前のようだが、人が近づくと普通は逃げる。猫と人間の絶妙な関係性がある長崎だからこそ撮れた写真だと思う」と話す。同冊子には、鼻先まで近づけたスマートフォンが猫パンチを受けている写真もある。
高浪さんは「専門学校を卒業してから東京暮らしが長かった。改めて長崎を知れば知るほど面白くなってきたところ」という。
同冊子のサイズは14.8センチ×14.8センチ。36ページ。価格は1,000円。同店および委託協力店、同店のオンラインショップで購入できる。