長崎市新地町にあるカフェ「square coffee & bake(スクエア コーヒーアンドベイク)」がオープンから2カ月を迎えた。
オリジナルブレンドの水出しコーヒーと、クランベリーとホワイトチョコのスコーン(250円)
店主の伊藤千晶さんは20代の頃からカフェを開きたいと考えていたという。出島町のカフェレストラン「Attic coffee and dining(アティック・コーヒーアンドダイニング)」で育児休暇を挟んで7年ほど勤務していた。
独立・開業に向け店探しを始め、以前は事務所として使われていた物件を改装し、3月1日に同店を開いた。伊藤さんは「squareには広場という意味があることから、誰でも気軽に立ち寄ってもらえるオープンな店にしたいと店名に付けた」と笑顔を見せる。
2種類の豆から選ぶことができるスペシャルティーコーヒーを使ったドリップコーヒーや、独自のブレンドで香ばしさとフルーティーさを出し、すっきりと飲めるようにしたという水出しコーヒー(以上450円)などを用意。ルイボスティー(350円)、ミックスベリーソーダ(400円)などソフトドリンクもそろえる。定番のチョコチップをはじめ日替わりで用意する4種類のスコーン、焼き菓子や自家製酵母のパンも提供する。
周りにオフィスが多く、大きな病院があることや、特にオープン直後は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、これまではテイクアウトの利用が多かったという。「店内でもおいしいコーヒーと焼き菓子を楽しんでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は10時~16時。日曜・祝日定休。不定期で夜の営業も予定する。