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長崎市周辺23店舗で「いちごスイーツフェスタ」 ヒルトン長崎が初参加

イベントに出品している「タルトフレーズ」(左・700円)と「いちごのミルフィーユ」(800円)

イベントに出品している「タルトフレーズ」(左・700円)と「いちごのミルフィーユ」(800円)

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 長崎市や時津・長与町の飲食店やパティスリーを中心とする23店舗で現在、「いちごスイーツフェスタ」が開催されている。

ヒルトン長崎のコーヒー&スイーツ「ディ・バート」

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 イタリアンレストラン「Muggina(ムッジーナ)」(長崎市鍛冶屋町)のシェフ鈴木貴之さんの呼びかけで、地産地消を推進する地元飲食店が主体となって毎年開いている同イベント。長崎は西洋イチゴ伝来の地で、イチゴの栽培にも適した土地柄でもあることから現在でも主要な農産物の一つとなっている。長崎市内では茂木、東長崎、琴海地区を中心に「さちのか」や大玉で、甘み、酸味のバランスに優れた「ゆめのか」などの品種の栽培が盛んに行われていることから、「いちごスイーツフェスタ」と銘打ち、期間中、各店が創意工夫を凝らしたいちごスイーツを提供する。

 初参加となったコーヒー&スイーツ「ディ・バート」は期間中、「タルトフレーズ」(700円)と「いちごのミルフィーユ」(800円)を提供。共に長崎産のイチゴ「さちのか」を使い、「甘さ控えめながら素材の味わいにこだわった」というショートケーキに仕上げた。

 同店は昨年11月1日、JR長崎駅西口に直結し、MICE施設「出島メッセ長崎」に隣接して開業したホテル「ヒルトン長崎」(尾上町)のカフェスペース。地元の食材を中心に「素材や美しさ」にこだわり、季節に応じてラインアップを変えながら常時12~13種類のショートケーキやホールケーキ、焼き菓子などスイーツとコーヒーを提供している。

 同ホテルレストランサービス担当支配人の小池先矢さんは「ケーキに使うイチゴは長崎産を中心に収穫時期に応じて品種を変えている。旬を迎えているさちのかを使ったケーキがスイーツフェスタの趣旨にも合っていることから、初めて外部とのコラボイベントに出品を決めた」と話す。早い時間帯に完売になることも多いという。「地元食材をなるべく使った商品で長崎ならではのおいしさを提供していきたい」と笑顔を見せる。

 3月21日まで。

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