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長崎の市民団体が「軍艦島 野母崎MAP」制作 観光施設・飲食店などで配布

「四川菜Rinrin」店主の林さんと「team長崎シー・クリーン」の熊さん、内野さん

「四川菜Rinrin」店主の林さんと「team長崎シー・クリーン」の熊さん、内野さん

 長崎市南部の野母崎エリアで海岸清掃を行う市民団体「team長崎シー・クリーン」が「軍艦島 野母崎MAP」を制作し、同エリアの観光施設や飲食店などで5月中旬、配布を始めた。

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 2021年から2、3カ月に1回、「世界遺産・軍艦島が映える海を守ろう」というかけ声の下で長崎市・野母崎地区を中心に清掃活動を行ってきた同団体。野々串から高浜、古里、南越にかけてのエリアの地域住民を中心に、海洋ごみは漁業関係のものも多く含まれていることから地元の漁師などにも呼びかけて活動をスタート。現在は行政や他の地域からの参加者も巻き込んで行う清掃活動には多いときで160人以上が参加することもあり、昨年だけで延べ800人以上が参加した。

 マップは長崎半島の最西南端に位置する野母崎の中でも軍艦島が見える西側のエリアにフォーカス。同団体の活動には「生まれ育った地元の海をきれいにしたい」と地元の子どもたちも多く参加していることから、高浜子ども会育成会を通じて同エリアの子どもたちに地元の自慢できる絶景スポットやおいしい飲食店などをアンケートで聞き出して集計。軍艦島が見える絶景スポット5カ所や風景・自然・歴史スポット8カ所のほか、観光やアクティビティー、飲食店などを同団体の活動や活動を行う海岸などと共に紹介している。

 マップが完成したことから、観光スポットや飲食店などへの配布をスタート。5月16日に中華料理店「四川菜Rinrin」(長崎市高浜町)を訪れた同団体メンバーの内野菜央さんと熊恩秀さんが店主の林圭一郎さんにマップを手渡した。

 マップは現在、長崎のもざき恐竜パーク(野母町)にある「GAOGAO(ガオガオ)」や軍艦島クルーズを手がける「アイランド号」(以下、宿町)などでも配布するほか、清掃活動参加者への配布を予定。同団体のウェブサイトでもダウンロードできる。

 同団体代表の出水享さんは「『環境を守る活動を通して、人と地域をつなぎ、未来へ誇れる景色を残したい』という思いで続けている活動。マップには地元で愛される店や地域の人だからこそ知っている景色など『地域への誇り』が詰まっている。環境活動を通して地域を知り、好きになってもらうこと、この活動を通して子どもたちが生まれ育った地域に胸を張れることが未来へつながる本当の地域づくりにつなげたい」と話す。「配布する観光スポットや店なども随時増やしていきたい」とも。

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