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長崎・野々串港で釣り船「第八ゑびす丸」が就航 30代船長が舵握る

新造船を前に意気込む馬場大将さん

新造船を前に意気込む馬場大将さん

 野々串港(長崎市以下宿町)を母港に瀬渡しと遊漁を提供する「第八ゑびす丸」(TEL 080-6451-3188)が7月1日に就航した。

「第八ゑびす丸」 後ろは父・広徳さんが舵を握る「第七ゑびす丸」と「アイランド号」

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 漁師をしながら軍艦島(端島)や中ノ島へ磯釣り客を運ぶ瀬渡しや周辺海域での遊漁を提供する「第七ゑびす丸」や軍艦島上陸ツアーを提供する「アイランド号」を運航する「ゑびす丸」は先代の馬場九十九さんが1970(昭和45)年に開業。九十九さんは1974(昭和49)年に閉山した軍艦島の開発にも携わり、瀬渡し船では島への物資輸送なども手がけてきた。

 現在、2代目船長の馬場広徳さんが舵を握る「第七ゑびす丸」は広徳さんが家業を継ぐことを決めたことから1992(平成4)年に新造し、多くの釣り人を運んできた。

 広徳さんの三男で1994(平成6)年生まれという大将さんはハーフ成人式で「漁師になる」と宣言し、水産高校に進学。専攻科で海技士を取得し、静岡県焼津市を拠点とする遠洋カツオ漁船を運営する会社に就職。船長として700トン級の漁船を任せられてきたが、6年前に家業を継ぐことを決めて帰郷し、広徳さんと「第七ゑびす丸」に乗ってきた。

 3年ほど前に「大将さんの船を造ろう」と建造を決めた「第八ゑびす丸」は野母崎地区では数十年ぶりとなる新造船。「第七ゑびす丸」に比べてやや大型化し、大将さんが目指すスタイルに合わせてトイレや集魚灯などを設置。シート張りのフラットデッキにすることで遊漁船としての機能を強化した艤装(ぎそう)を施した。

 大将さんは「これまでは瀬渡しを中心に合間の時間に遊漁の客を乗せるスタイルだったが、夕方や夜の時間帯など釣り人のニーズに合わせて、どちらも楽しんでもらえる船を目指した。好漁場である軍艦島に近いアドバンテージを生かして手軽に短時間でも楽しんでもらえるよう、今シーズンのスーパーライトジギングやイカメタルといったライトゲームから秋のカジキマグロを狙ったキャスティングゲーム、青物を狙うジギングなど季節の釣り物に応じた釣りを提供しながらチャレンジしていきたい」と意気込む。

 料金は、瀬渡し時間に合わせた日中便(夜明け~14時)=近海8,000円、沖合(アジ曽根・大瀬戸方面)1万2,000円、夜釣り(イカメタル)1万1,000円、夕マズメ(16時~日没)のSLJ便=6,000円。瀬渡し時間以外の日中便には追加料金2,000円で対応する。

 予約は第八ゑびす丸で受け付ける。

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