琴海産のシャインマスカット販売とクイズ型ワークショップイベントが8月16日・17日、みらい長崎ココウォーク(長崎市茂里町)3階・特設スペースで開催される。
長崎大学経済学部木村ゼミが主催する同イベント。地域や企業の現場に足を運び、聞き取りや調査を行いながら課題解決につながる企画の実践を目指す社会イノベーション領域の研究を行う同ゼミ。今年4月から長崎市琴海地域をフィールドに同大3年の9人が3班に分かれてフィールドワークを重ねてきた。
同エリアでかんきつ類やシャインマスカットなどの栽培を行う野中果樹園では同ゼミの学生らを受け入れてきた。学生らは当初、琴海エリアでイベントの開催を考えていたが、「まずは域外の人に琴海地域の魅力を知ってもらい、足を運ぶきっかけづくりをする必要があるのでは」という考えに行き着いたという。同施設の担当者からイベントスペースの活用の声がけがあったことから、旬を迎える同園のシャインマスカットの販売イベントの開催を決めた。
8月5日に収穫を始めたばかりの同園のシャインマスカットは下草をあえて生やし、土壌環境を保つことで品質向上を目指す草生栽培を取り入れている。8日に同園を訪れた同ゼミ「OHANA」チームの3人は野中さんからシャインマスカットの生育方法などについて説明を受けると熱心にメモを取りながら話を聞いた。同園の野中隆史社長によると、「今年は粒が大きく、順調に育っている」と話す。
当日は同園のシャインマスカットを各日100房用意。1房2,000円ほどで販売を予定する。クイズ型ワークショップではクイズに正解すると「シャインマスカット博士認定書」がもらえるほか、学生らが「誰かに教えたくなる琴海の景色」を収めたポストカードドを配布する。
同ゼミの野地川将汰さんは「まずは琴海の魅力を多くの人に知ってもらい、興味を持ってもらったり、『行ってみたい』と思ってもらったりするきっかけづくりにしたい。今の時期にしか味わうことができないシャインマスカットとともに琴海の魅力を届けられれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~17時。