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長崎県美術館で「県展」 西望平和賞に崔修麗さんの写真作品「躍動」

西望平和賞を受賞した崔修麗さんの写真作品「躍動」

西望平和賞を受賞した崔修麗さんの写真作品「躍動」

 長崎県内最大の公募展「第71回長崎県美術展覧会(県展)」が9月20日、長崎県美術館(長崎市出島町)で始まる。主催は長崎県美術協会。

展覧会の様子

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 今年で71回目を迎える同展は1956(昭和31)年に長崎県と県教育委員会、長崎市と市教育委員会、同協会が主催して初開催。長崎会場は浜屋百貨店と岡政百貨店で開催していたが、1965(昭和40)年の第10回展からは同年完成した県立美術博物館に、2005(平成17)年の第50回記念県展からは同年開館した長崎県美術館に舞台を移していた。

 8月上旬に募集し、「日本画」「洋画」「彫刻」「工芸」「書」「写真」「デザイン」の7部門に今年は1130作品の出品があった。受賞者・入賞者が9月19日に発表され、崔修麗さん(長崎市)の写真作品「躍動」が最高賞となる西望平和賞に選ばれた。

 催さんの作品は、金色に輝く水しぶきと黒い馬のコントラスト、画面にアクセントを与える騎手の動きが緊張感と動きの瞬間を捉えていることに加え、作者のメッセージが正確に伝わることが高く評価された。

 各部門の最高賞となる知事賞では、生命の循環が感じられるような植物の姿を描いた「夕さり」(日本画・緒方美律子さん)、倉庫風の建物を正面から捉え、平面構成に主眼をおいた「赤レンガ高架橋」(洋画・井手猛さん)、身体を抱え込むポーズを一つのまとまりある量塊として表現した「Cube(キューブ)」(彫刻・杉吉亜依奈さん)、風紋の表現がマッチしたフォルムに紅白の上薬による点描が緻密かつ繊細と評価された「灼熱(しゃくねつ)の風紋」(工芸・田中よし子さん)、重厚で力強い構成から軽妙に変化するバランスが評価された前衛作品「禧(よろこび)」(書・嶋田弘美さん)、平和を次世代に継承していきたいという思いを込めた2枚連作ポスター「まだ、指している」(デザイン・吉田史乃さん)が、それぞれ決まった。

  入賞・入選作品の一般公開は佐世保市博物館島瀬美術センター(佐世保市)や諫早市美術・歴史館(諫早市)でも行うほか、新上五島町と波佐見町での移動展も予定する。

 開館時間は10時~18時(最終日は16時閉館)。入場料(当日)は、一般=600円、70歳以上=500円、高校生=200円、小中学生無料。10月4日まで。

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