長崎バスを運行する長崎自動車(長崎市新地町)が90周年を迎えたことを記念する記念切手シート「鍛冶屋町~茂木間運行開始90周年 長崎バスと歩んだ街の記憶」の販売が8月17日、茂木・万屋町・思案橋の郵便局で始まった。
長崎自動車は1936(昭和11)年に鍛冶屋町と茂木本郷間の8.1キロを結ぶ「長崎茂木乗合自動車」の運行を始めたのが原点。
110円切手5枚を組み込んだB5サイズの切手シート(1,200円)は、創業の地となった茂木を走る路線バスをメインビジュアルに使用。券面には創業時に導入した幌型のT型フォードや、1950(昭和25)年ごろのボンネットバス、1955(昭和30)年ごろと1984(昭和59)年に導入を始め、現在も現役で運行している箱型の路線バス、今年導入したEVバスの写真を、それぞれ使う。
同社戦略室長の久野隆紹さんは「創業の地となった茂木は当時、熊本県の天草や三角を結ぶ航路の拠点としてにぎわっていたことから、バスが地域の重要な足として活躍していた。かつて市内中心部の銅座エリアなどで見られた魚の担ぎ売りの行商の人を運ぶため、早朝に茂木から中心部に向かう路線バスが運行していたこともある、当社と関わりの深い街」と話す。同社のバスが記念切手となるのは初めてとなることから、「記念に手に取ってもらえれば」と呼びかける。
9月1日からは長崎バスが運行する市内沿線の郵便局でも販売するほか、8月22日に開催される「みんなでつくる第5回茂木花火大会」の特設ブースでも販売する。発行は550シート限定。